Cheese!(チーズ) 6月号 10万分の1、21話 感想
※ネタバレ注意です※
ついに2人が結ばれる時が…!という展開でしたが、言い出したのは莉乃からとはいえ、心の準備が必要でしたね。
それからマスターの目から逃れなくてはいけないという課題も(笑)
何だか見張っているようなマスターの目に笑ってしまいました ≧▽≦
土日を使って旅行に行くと決めたことを、おじいちゃんが止められなかったのは、正直 切ない話だなぁ…と思いました。
まだ早い、とか そういう言葉を、莉乃に言うのは とても残酷なことなんですよね >_<。
「今のうちに行きたいの…、体が…まだ自由に動かせるうちに、ふたりだけの思い出 作りたいの、おじいちゃん お願いっ 行かせて!」
莉乃と桐谷くんを見送ったものの、これで良かったのか迷っている様子を見せた おじいちゃんも、何が正しいかなんて分からないんだなぁ…と改めて感じます…。
だけど、東京で たくさん遊ぶ莉乃と桐谷くんは、本当に楽しそうで嬉しくなりました!^_^。
(夢なら醒めないでほしい、魔法なら解けないでいて)
莉乃の そんな気持ちも、不思議と とても、かわいらしい希望でいっぱいに感じました。
それは、松葉杖を使って歩かなくてはいけないデートでも、桐谷くんと一緒なら“2人らしい楽しみ方ができるデート”へと変えられるからなんですよね!
しかし…、心から楽しかった分、明日で終わってしまうということを考えた途端に、ものすごく悲しくなってしまう気持ちは よく分かります…。
(夢の時間は終わりなんだ、魔法が解けるんだ・・・)
昼間のデートで希望いっぱいに感じたことが嘘のように、切ない夜でしたね >_<。
ホテルの部屋の窓から夜景を見て 両親との思い出を話し、桐山くんと思い出の場所で星空を見る約束をした莉乃だけど、楽しみに思う気持ちだけが心の中にあるわけではないこと、すごく悲しく感じてしまいます・・・。
「今日 したら、明日 帰らないといけない…?」
帰りたくなくて、ふたりの時間を止めたくて、涙が止まらない莉乃を抱きしめた桐山くんは、中途半端な考えで「行こう、一緒に、もっと遠くへ…」と言ったのではないんでしょうね…。
莉乃はおじいちゃんへ、桐谷くんはお母さんへ それぞれ、1日だけ帰りが遅くなると報告していましたが、本当に1日で戻るつもりがあるかな…?と思ってしまいました。
もしかして2人にとって、結ばれることは、2人の時間を止めることはできない と認めるようなもの…になってしまったのかなぁ…T_T。
遠くを目指す2人の行き先は どこなのでしょう!?!
次回が ものすごく気になります!!!