Cheese!(チーズ) 6月号 10万分の1、33話 感想
※ネタバレ注意です※
子供を産むと決めた 莉乃と桐谷くんだけど、ちゃんと病院の先生にも相談してから 進めていこうと、落ち着いて行動できているのですね。
それだけでも、若いのに えらいなぁって感心しちゃいます ^_^。
そして、ALSでも妊娠は可能だと、先生が笑顔で言ってくれた事が すごく心強いです!
出産に伴うリスクは 健常者と変わりない。でも あえて懸念を言ってくれたからこそ、莉乃たちは出産の大変さを 冷静に受け止めた上で、さらに前向きになれたと思います。
気が早いとしても、今から子供が生まれて時のことを考えて 笑顔が増えるのはステキなことですね *^▽^*
たしかに、桐谷くんは「パパ」って呼ばれるのより「お父さん」の方が 合ってるかな?
莉乃も桐谷くんも すごく大人っぽくなった気がするし、子供を産むと決めた2人会話は すっかり仲良し夫婦だけど、この時は まだ高校生なんですよね。
“今の私にしか残せないもの”と向き合う莉乃は、誰よりも 強くて立派な高校生だったなぁ、なんて しみじみと感じてしまいました ^_^。
ついに卒業を迎えた莉乃が 千紘とクラスの子に支えてもらいながら、一歩一歩を踏みしめて 壇上へと歩いて行く姿…、自分の手で卒業証書を受け取った莉乃を みんなが見守ってくれている光景に、感動で泣きました…!!!
莉乃と桐谷くんは すでに“気楽な子供”なんかじゃないと思うけど、やっぱり 高校生活が終わっちゃって寂しいのは当然ですよね。
本当に、いろいろな思い出ができた高校生活だったし、本当にステキなクラスメイトの子たちに 囲まれていましたから ^▽^。
最後のホームルームだと 莉乃たちを呼び出し、莉乃と桐谷くんの“結婚式”を執り行ってくれた みんな。
「新婦入場で――す!!」「待ってましたーっ」って、クラスの全員が心から この時を楽しみに待っていてくれたかのように、ニコニコしている事が とっても印象的です ^_^。
思い出の教室で、ベールを被って ブーケを持って、比名瀬神父の言葉。
本物の結婚式ではないし、笑いが起こって おごそかな雰囲気はないけれど、とても温かくて とても素晴らしい結婚式でしたね!
莉乃が ものすごく幸せそうな顔をして、永遠の愛を誓えていたことが 嬉しかったです。
そして、莉乃から みんなにサプライズ。クラス全員にメッセージを書くのは、今の莉乃にとって とても大変だったと思います…。
だからこそ、短い言葉だけど みんなに莉乃の感謝の気持ちが、しっかり伝わったはず ^▽^。
みんなが 莉乃に感謝する気持ちも、しっかり莉乃に伝わったはず。
優しくて頼もしい仲間たちが 莉乃には沢山いてくれて、みんなの温かさに もう号泣でした…!!!
(こうやって 残して また 前に進む、私たちの行く先に 新しい何かを残していくために 前に進んで行く)
莉乃たちは 高校を卒業して、そして いよいよ莉乃と桐谷くんは婚姻を結んで、希望と笑顔と優しさと温かさに溢れていた今回。感動で 泣かずにはいられない回です ^_^。