もくじ
Cheese!(チーズ) 8月号 37.5℃の涙、63話 ( case 50 ) 感想
※ネタバレ注意です※
病児保育の仕事中、高校の同級生で 軽口を言い合う仲の「池澤さん」に会った、弥生。
結婚して 一児のママになっていた池澤さんですが、病児保育士という職種を 全く知らないらしく…。
「マジメだけがとりえ みたいなあんたが イミわかんない仕事してるの――、チョーおもしろいんですけど―――」
池澤さんの発言に 腹を立て、しばらく怒りが収まらない様子の 弥生だったけど、いつまでも ウジウジ考えていられない!! と、気持ちを切り替えました。
子供が「ウィルス性胃腸炎に伴うけいれん」を起こしてしまったため 不安で寝られず、心身ともに疲弊した 池澤さんは、弥生に助けを求めます。
「…ごめんね…、…昨日… あんなひどいこと言ったのに…、頼っちゃって…、
でも…あたしら 親も頼れないし… お金もないし… 友達も子供いるヤツ いないし…、
そん時 円城寺さんがカゼひいてる子供と一緒にいるの思い出して… 仕事中で…なんの仕事だろう…って調べて…」
(…池澤さんは 性格悪いし すぐバカにするし、下品だし うるさいし)(…でも…)(來斗くんを大切に思っていることは すごく伝わる――…)
弥生のおかげで、困難を乗り越える事ができた 池澤さん達。子供の病気の事を 自ら学んでいました。
「ママとパパは 來斗のためなら、いくらでもマジメになれるんだからね!」
家族3人、とても幸せそうな笑顔を浮かべています――――
Cheese!(チーズ) 9月号 37.5℃の涙、64話 ( case 51 ) 感想
今回、病児保育士の桃子が 訪問したお家は、イラストレーターさんのお母さんが 自宅で仕事をしているご家庭でした。
在宅だからといって 子育てが楽になるわけではないことを、桃子は よく知っています。
しかし、そのお家の旦那さんは その事を全く理解していらず、奥さんの事を 責めてばかり…。
「少し熱があるだけで元気なのに プロをわざわざ呼ぶなんて…」「だいたいさぁ、なんで自宅で仕事してるのに、瑚子のこと見ながら 仕事できないんだよ」
桃子は、旦那さんに何も言い返せなくなったり すぐに謝ってしまう真鍋さんを、悲しそうな目で 見ていました…。
(…朝比奈さんの家は…、特に 誰がどこの家事をするという決まりはなくて、どれぞれが 今できることをやっていて、
あたしも最初は 戸惑ったけど…、「美味しいご飯を食べてもらいたい」 「きれいな家で過ごしてほしい」 「きれいな服を着てほしい」、って思うと自然に 体が動いて、
家事って、思いやりなんだなぁ…って――…)
(だから… 家事育児ができないことで 真鍋さんに負い目を感じてほしくない 旦那さんももっと 思いやりを持ってほしい…)
(でもあたしが口を挟むことじゃないしな――…)
明日も 瑚子ちゃんのところへ行く事が決まり、桃子は(…とりあえず、あたしは あたしのできることを がんばろう――…)と決意します。
そして 翌日、再び 真鍋さんのお家を訪問すると、真鍋さんの様子が 昨日より だいぶ疲れきっている感じなので、心配する 桃子…。
瑚子ちゃんが ママと離れたくなくて 泣き叫ぶと、真鍋さんは 瑚瑚ちゃんに酷い事を言ってしまい、その様子を見た 旦那さんは――――!?!
家の事は 妻がやるもの、自宅で絵を描いてるだけなのだから 家事も育児も完璧にできて当然、と言わんばかりの旦那さん、正直 めちゃくちゃ腹が立ちました…!!!
真鍋さんの事を 否定してばかりで、すごく冷たい人だと感じました… T_T。
でも、旦那さんも ずっと、楽しそうに仕事をしていた 奥さんに対し モヤモヤした気持ちを抱えていたみたいなのに、その事に気づいてあげられなかった奥さんも 悪いところがあったのかもしれませんね。
ちゃんと真鍋さんは 旦那さんに言い返す事ができていたので、お互いに もっともっと ちゃんと言いたい事を とことん言い合えば、良い方向に向かってくれそうな気がします!
桃子が「真鍋さんは、悪くないです」と言ってくれた事で、真鍋さんは 自信を持てるように なったはずですし ^_^。
そして 旦那さんも、1日 瑚子ちゃんの面倒を見る事になって、奥さんの苦労も頑張りも しっかり分かったはず……なんて言っている場合では なくなってしまいましたね…!?!
吐瀉物を喉に つまらせてしまい、窒息してしまった 瑚瑚ちゃん…。
桃子は 瑚子ちゃんを助ける事ができるのか、次回が 気になりすぎます!!!