別冊花とゆめ 11 月号 嘘解きレトリック、46話 感想
※ネタバレ注意です※
ついに史郎編のクライマックス!でしたね。
鹿乃子と左右馬先生に“自分の心を見ていなかった”ことを気づかせてもらった史郎さんが、先生に助けてもらうため 手を伸ばしたこと、すごく大きなことだったと思います。
史郎さんが、史郎さんの答えを見つけるために進み出した その第一歩だったと思います ^_^。
「僕も、傷つけまいと助けてくれた2人の心を 痛めたくないと思いました」
それが“答え”か どうかは、史郎さんにしか分からないけど、でもきっと そうでしょうね!
しかし、しんみりした雰囲気を 拗ねた態度で一度 壊すところが先生らしい(笑)
2人に追いつくどころか 先回りしてたんですね、その上で冷静に 鹿乃子を守るために、姿を隠したまま 史郎さんの目的を聞くことにした先生は、やっぱりスゴイ人だなぁと思いました *^▽^*
そして、空っぽだった史郎さんの心を 最初に動かした鹿乃子の魅力も、すごく良く分かった史郎編でした。
警察に行くと決めて 新しい道を生き直そうとしている史郎さんにとって、その前に 雅さんから9年前の取材資料を見せてもらえることは、とても貴重なことでしょうね。
賢くて 優しい先生、最後まで格好良いところを見せてくれます!!!*≧▽≦*
史郎さんが言っていた「人の心を思って自分の心を動かすことが ウソを聞くには必要だったのかもしれません」という推測は 確かではないけど、でも もし本当に そうだったとしたら、鹿乃子は この先も力を失うことはないだろうなぁ、と思いました。
少なくとも 先生と一緒にいる限り、鹿乃子が 人の心を思って自分の心を動かすことは、山ほどある!
そして鹿乃子も先生も、お互い同じ理由で 一緒にいることを望んでいるのですね *^_^*
「私が先生と一緒にいたいのは、先生や 色んな人の お役に立ちたいからだけど、一番は、こうして隣にいられるのが幸せだからです」
「なんだ、じゃあ やっぱり、同じ理由じゃないですか」
最後の最後に キュンとする雰囲気になっていて、ニヤニヤしちゃいましたー!*≧▽≦*
本当は心がいっぱいで分からない、ということも同じだから、「冷えるねぇ」「冷えますね」って会話が2人とも“ウソ”なんですね。
鹿乃子と先生の距離間が 何だか焦れったくて、とてもキュンキュンします!!!
次回から2人の間に変化があったりするのでしょうか?2月号の47話が待ち遠しいです *^▽^*