28話 8巻 Cheese! チーズ 6月号
🔽 今回の個人的 注目シーン――――………!!!!🍃
天耀「…なぜ 蘇月を襲った?」
墨「……」
「深い理由など ありません」
天耀「…そうか… では相応の罰を与えなくてはな……」
璃琳「お… お待ちください!!」
「お許しください…! 天耀お兄様… 江凱お兄様…!」
「私が悪いのです」
墨「璃琳様…!」
璃琳「…私が 浅はかに墨に強請ったのです 天耀様の従獣を傷つけよと……」
「墨はその命に従ったまで… 墨の意思ではなかったのです… …お許しください…」
天耀「璃琳… おまえがなぜ 私の従獣を…?」
璃琳「それ…は…」
江凱「あーあー…」
「出てくるなよ せっかく黙っててやったのによぉ 何しに来たんだ マジで 超邪魔 空気読めよ」
「そいつは喜んで おめーの分まで罪被って打たれてんだから ほっとけって」
「そんな柄でもねーくせに 墨庇うとか ははっ 点数稼ぎか? 今までいいように使っておいて…」
璃琳「…やめてよ!!」
「せっかく黙ってやった? 嘘! 嘘!! あたしの侍女にわざと漏らして ここに来るように仕向けたくせに!」
「あたしだって出てくるつもりなかったわよ!! こんな みっともないところ 見られ…」
江凱「…こいつはさぁ 天耀 おまえのことが好きなんだわ」
璃琳「お兄様…!!」
江凱「だから おまえの従獣の何かが 気に食わなかったんだろ」
「あの事件の後 おまえに悪い噂が立ち 縁談の話も来なかったろ 従獣を殺した皇子だって」
「璃琳にとっては それも都合が良かったんだよなぁ?」
「大好きな天耀お兄様が 誰のものにもならなくて」
璃琳「………」
江凱「良い性格してるだろ」 「母親似かね 俺も璃琳も」
「おまえにとっては 一番の罰だろうが 天耀の前で屈辱を受けるのが」
「それが怖くて今まで 隠れてたんじゃねーか」
江凱「実は蘇月の居場所を 突き止められるかもしれないんだが そこで提案がある」
「俺や天耀では容易に入ることはできない 調べることも難しい場所に…」
「璃琳 おまえなら入り込める」
「墨も璃琳も 蘇月奪還のため 天耀に協力させる だからここは一先ず これで穏便に済ませてほしい」
天耀「兄上…! 蘇月はどこにいると お考えなのですか?」
江凱「恐らく蘇月は 後宮に隠されている」
天耀「……!」
江凱「下手をしたら 命はないからな 慎重に動けよ」
「やれるな? 璃琳」
璃琳「…お力になれるよう その任 謹んでお受け致します…」
『出版社 小学館/藤間麗さん』
江凱の従獣・墨と、実は仕事においては有能で 後宮に入り込むことができる璃琳を 協力者にすることができて、蘇月奪還へ向け 間違いなく前進しましたね。
璃琳が 江凱に嵌められた形になったのは かわいそうだけど… 璃琳も墨も 天耀様に協力することで 過ちを償うことができるのですから、頑張ってもらうしかありません。
そして 今回 さらに、もうひとつ大きな進展があって おどろきましたー!!
関係が変わり 今後のことを考え、ついに天耀様へ 女であることを告げた 藍月――――
藍月は、天耀様が どう思うのか不安で 怖がりながら告げたのに、天耀様の返答は「え そうなんだ…」なんて かるぅい感じで 拍子抜けするシーン、思わず 笑ってしまった~ 🤣
秘密を知り もちろんビックリしていた天耀様だけど その後すぐに、藍月の半生を思い 涙する 優しい性格が出ていたところは、やっぱり天耀様は 素晴らしい人だなぁ、と感じます ✨
大博と江凱は知っていて 自分だけが知らなかったことに、ショックを受ける姿は かわいかった~💗
………だけど 笑顔で獣モードに入る 天耀様、意外とSっ気アリ ですか!?😳