もくじ
虹、甘えてよ。、14話&15話 感想
※ネタバレ注意です※
Cheese!(チーズ) 10月号 虹、甘えてよ。、14話 感想
岳の公開告白を聞いて、日和が苦しそうな表情を浮かべているのが 切ないですね… >_<。
真っ赤な顔して “じゃあ そういうことで” と、岳と虹が それぞれ去った後の教室の 微妙な空気。あえて軽いノリで「なんか ごめんね、青春中で」って言う事で 空気を変えてくれた日和は、本当に良い子だなぁ と思いました。
ツラくて、きっと泣きたいくらいだったはずなのに、笑顔で 岳と虹のフォローをしてくれたんですから。
日和のおかげで 虹への嫌がらせの件は、とりあえず 大騒ぎにならずに終わった…と思ってましたが、まさか あの黒板のイタズラ書きが 桐生先生に見つかるとは…。
説教するのではなく 証拠写真を撮って、侮辱罪として 速やかに通報――――というのは 脅しで、さすがに 実際に通報はしないんじゃないかな って気がしますが、だとしても「人生終了のお知らせですね」なんて 教師が生徒に言う事ではないでしょう @_@;
教師だから 犯罪を見過ごせない、と言われても 桐生先生が言うと ただの建前にしか聞こえないですが、みんな 自分は巻き込まれない為に、犯人は美波たちだと 明かすのでは…。
日和は 岳のことを好きだから、岳が 虹への想いを叫んだら 苦しくなるけど、嫌いになるわけじゃない。
でも、日和の気持ちを知らない 岳は、日和に嫌われて 当然の事をした、恨まれて 当然の事をした…みたいに思っているんですね T_T。
(そうか… あの時 岳は、オレのこと 切ったんだな…)
何も言えないでいる日和に「俺のこと、許すな」と言い残していった岳は、その言葉で 余計に日和を苦しめてしまったとは、思いもしないですよね…。
虹も大事な友達だから、桐生先生が 虹に手を出す事は許さない。日和は 何も間違った事は言ってません!
なのに、桐生先生は 日和の友情を笑い飛ばして「呪いだね」なんて…。桐生先生の言う事の方が よっぽど呪いみたいじゃないですか >_<;
「他人のために我慢して、自分の気持ちを押し殺して、それで君は、安藤 岳に愛されたんですか?」「幻想ですよ、友情も 愛も… 何もかもが 幻想ですよ」
桐生先生が信じてるのは “実験結果”って事だけど、じゃあ 桐生先生は、虹や日和で 実験してるんでしょうか? 吊り橋効果やら ストックホルム症候群やら…。
日和が 岳を好きになったのも、柔道の決勝でドキドキしていたのを 恋に落ちたと勘違いしただけ、と決めつけて。
「予告します、近い将来、君は僕を好きになる」「それが嫌なら 君も、恐怖を与える側に回るんだ、ああ、「ドキドキさせる側」と言ったほうが ロマンチストな君はお好みかな?」
そんな桐生先生の言葉に乗せられたしまった結果、日和は 寝ている岳にキスを――――!?!
たしかに このままでは、日和の 岳への想いは、岳が知る事もないまま 終わってしまうけど…、でも桐生先生の言葉のせいで 日和が惑わされるのは悲しいです T_T。
一体どうなってしまうのでしょう…、次回も気になります…!
Cheese!(チーズ) 11月号 虹、甘えてよ。、15話 感想
寝ている岳にキスをした日和の、(起きろ)と思っていたはずなのに 起きなくてホッとしている自分に対する、自嘲じみた表情が すごく切ないです…。
(ほっとするくらいなら、しなきゃよかった、気づかれなくて、よかった、よかった)
そう思い込もうとしているところが、また…… >_<。
実際には、岳は起きていて 日和にキスされた事に気づいた。気づいてないフリをする器用さは、岳には ありませんね。
真っ赤になってしまう岳は ちょっと可愛かったです!
岳が起きていた事を知った日和が、「嫌がらせだよ、お前が「許すな」なんて言うから」と最初に発言した時は、このまま誤魔化してしまうのか…、そうなったら日和は また苦しくなる一方だろうなぁ…なんて思ったので、不安になりました。
でも、ついに打ち明けましたね。
「オレ ゲイなんだ、笑っちゃうだろ? お前のことが好きなんだ 気持ち悪いだろ?」
「オレ… なんか焦っちゃってさ… 苦しくて… 誰かに ぶちまけたくて… 逃げ込みたかった」
「オレにとってさ… 虹は …唯一の女の子なんだよ、虹になら… 話してもいいと思った、虹なら、好きになれるかもって思った、お前の好きな、女だから」
「ずっと ずっと、虹になりたいと 思ってたから」
切なすぎる 日和の告白…!!! 岳は 何と言うでしょうか…?
岳なら きっと、日和を傷つけるような言葉を投げかけたりは しないはずだけど、それでも やっぱり、不安には なっちゃいますね T_T。
できる事なら、すぐには無理でも、このとき日和が 岳に気持ちを伝えられて良かった、と思える展開になってほしいです。