La・La(ララ) 1月号 砂漠のハレム、第37話 感想
※ネタバレ注意です※
最終章突入、ですか…! ものすごい展開になってきましたね…! >_<
アナトリヤを制圧するため、一気に動き出した メフライル。いつもと変わらない笑顔が 逆に怖いなぁ……。
いずれ こうなる事は、メフライル自身は もちろん、カルムも、そして アーレフも、分かっていたのでしょうね。
でも、何も知らなかったミーシェにとっては あまりに突然の事で、本当にビックリしたと思うし ショックを受けたと思います T_T。
囮役を果たした その褒美として、ミーシェが アーレフにお願いした その内容に、とてもキュンときたのですが、そんな場合では なくなっちゃいましたね…。
「会えなかった半年間の、カルム王子の事を 教えて下さい、病気とか 無茶とか してないか 元気に過ごしているのか、どんな些細な事でも良いんです」
「お前の求める情報は ないぞ」「先日 知らせが入った、三月程前に ジャルバラの王は 病が悪化し急死した とな」「王亡き今、アナトリヤへの侵略を目論む メフライルと、それを止めたい カルム、近いうちに 必ず二人は ぶつかるだろう」
二人が ぶつかる時は、本当に すぐ やってきてしまって、めちゃくちゃ ハラハラします…!!!
アナトリヤの王都に最も近い カルムの宮殿を制圧するため、およそ一万五百の兵を従えた メフライルが、南州に到着するのは 三日後の夜。
何としてでも 制圧を阻止したいカルム側の兵は たったの百五十。圧倒的な兵力の差があるのに 一体カルムは どうするつもりなのか、疑問に思っていましたが… やっぱり さすがですね!
カルムが いつも通り、落ちついた態度や 不敵な笑みを浮かべていた事で、カルムの部下たちは すごく安心できたでしょうし、めちゃくちゃ 頼もしく感じたはず。
…しかし まさか、宮殿に 自ら火をつけてしまうとは ビックリしました… >_<;
宮殿を隅まで磨き上げろ って指示は、火が すぐに回るように 油か何かを宮殿中に塗る事が目的だった、という事…?
軍事的価値をなくすために 宮殿を燃やすしかなかった。だから動物たちも含め 重要なものは 全て移動させたのは分かりますが…、その事を みんなに伝えなかったのは、動揺させたくなかったからなのかなぁ…。
反対されたら困るし、なるべく不安を感じさせないように というカルムの優しさもあるののかもしれないな、なんて思いました。
お付きの人だけは カルムの考えている事を分かっていたみたいだし、コレルさん達の カルムを心配する気持ちは、すべて解決しない限り 尽きることがないでしょうけど…。
ミーシェが人質になった事で カルムは先手を打つ事ができた、というならば きっと、カルムは 宮殿の制圧を阻止した後の事も しっかり考えている…のですよね??
カルムは 絶対に生きているし、メフライルが次に どう動くか、も計算しているのかもしれませんよね!
だけど 状況が何も分からないミーシェは、カルムの死去という 報せを聞かされたら、なつかしい香油のにおいがする 本物のカルムの髪を見せられたら、カルムの死を信じてしまい 悲しみのどん底へ落ちてしまうのでは…。
いえ、ミーシェなら 希望を捨てないでくれるでしょうか。
一体この先は どのような展開になっていくのか、次回が気になりすぎます!!!