※ネタバレ注意です※
10話の表紙はユキの失踪という文字と走り去っていく絵で不安になりましたが、
1話完結で一件落着するお話でした。(^。^*)ホッ
頑張るユキはいつも通りですが、右近の正体は謎が深まるばかりです。
満月の夜には宿命の子は力がひときわ強くなり、それぞれ煩悩も強まってしまうらしいです。
ユキは心を落ちつかせないと業火の力が暴走し火が出てしまいます。
真夏斗は空腹感がひどく、秋羅は激しい怒りを抑え込まなければなりません。
そして理性を失い発情を抑えられない獣のようになってしまった呉葉を、色欲に溺れてしまった天哉が組み敷いている場面をユキは目撃してしまいます。
ユキは右近に今すぐ何とかしたいと相談します。
すると案内されたのは冥土に繋がる井戸のある寺、六道珍皇寺。
右近は、ここから冥土に行き三途の川のほとりにある衣領樹の実をとってくれば、全員の力を正常に戻すことが出来ると言います。
2、3日経てば治るからユキ一人でそこまで頑張らなくてもいいと伝える右近ですが、天哉と呉葉の姿を思い出し、もう見たくないと思うユキの覚悟は変わりません。
苦しんでいるであろう秋羅の為にも右近の創りだした入口に飛び込み、ユキは冥土に向かいます。
一方他の5人はユキが家出をしてしまったと思い、夜通しユキを必死で探します。
しかし冥土に行っているユキを見つけられるはずもなく、朝になってしまいました。
相も変わらず天哉と秋羅のケンカが始まろうとしたとき・・・
ただいま、と言ってユキが帰ってきました。
事情を説明し、衣領樹の実をみんなに差し出します。
満月だと力が強まって良いと言う天哉を除き、全員に感謝されるユキでした。
春花だけは何故かいつもと変わらず、平然としていたのが気になりますね。
ますます不思議な子です。
それはそうとして・・・一人頑張ったユキでしたが、肝心の天哉が受け取ってくれず残念でしたね。(−_−;)
個人的には天哉の為だけではなく秋羅の為にも、と必死な顔のユキが見れて嬉しかったです。
あれだけユキを大切に想っている秋羅を、ユキはあまり気にしていなかったとしたらとても悲しいですから。
皆の為にとはいえ、ユキの優しさに秋羅もとても嬉しかったのではないでしょうか。
ホントのところは自分の為だよと話し、みんなに謝るユキは、本当に良い子ですね。(﹡ˆᴗˆ﹡)
天哉にもユキの頑張りと優しさは届いているのでしょうか。
そぶりを見せていないだけで、きちんと届いているとは思いますが・・・