瀬野の強い気持ちを知り、優貴は彼を呼び出して――？
第24話｜相思相愛
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「ごめんなさい。…私のこと、こんなに好きになってくれて、こんなに大事に思ってくれて ありがとう」
今日のこと いつか後悔する時が来るのかな。
「伊織くんには、ここまで想ってもらうことは できないかもしれないけど、…でも、それでも一緒にいたいんだ。そう思えることが、今の私には大事なの」
自分から伊織くんの手を離すことは、絶対にしたくないから。
「ありがとう 瀬野くん、ありがとう」
「うん、わかった」
覚悟が決まった。こんなにも誰かに向かう強い気持ちが、私にも持てるなんて。
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もくじ
6巻24話｜デザート2024年11月号
グランピング編、クライマックス――！！
誰にも真似できない それぞれの愛のカタチ。
『11月号のあなしん先生のコメント：6巻、11月13日発売です。なんと特装版も出るそうです。どうぞよろしくお願いいたします！』
次回25話は1月号、表紙＆巻頭カラーでラブラブ同棲編スタート♡
6巻23話｜デザート2024年9月号
優貴と伊織がグランピングを計画。愛莉は伊吹と、瀬野は伊織と話し合って――…！？
第23話｜全身全霊
グランピング編、最高潮！！
「――っ、ご…、ごめん…っ」
「いや…仕方ないよ、すぐ どうにかできることじゃないんだし」
「………っ」
「――でも…、信じていいの？ …愛莉が、俺のこと好きって」
「………、………。…うん」
「は―――、マジか………。俺はもう それだけで幸せ」
『9月号のあなしん先生のコメント：すでに2回も夏風邪ひきました。』
次回24話は11月号、2人を繋ぐお揃いのブレスレット。優貴が瀬野に語るのは…？
6巻22話｜デザート2024年7月号
伊織と愛莉を引き合わせるため、優貴と伊織はグランピングを計画！ そこにまさかの瀬野とヒロも加わって…。急な雨に降られてしまったみんなは…？ 愛莉が絡まれているところを目撃した伊吹は思わず――！？
第22話｜依々恋々
雨のグランピング。それぞれの想いに向き合って――
「「やりたいようにやる」っつってたもんな。優貴に手 出されるよりマシだわ」
「あれは、半分はそのままの意味ですけど、もう半分は伊織さんを煽りたかっただけです」
「……は？」
「俺が本田になにかすれば、伊織さんはそれだけ本田を守ろうとするのがわかったらから。本田になにか不安なことがあるなら、俺が邪魔すればするほど 伊織さんの気持ちを確信して安心できるでしょ」
「……なんだよ それ、お前 本当に優貴のこと好きなの？ …いや こっちは助かるけど、謙虚すぎるだろ」
――そうだよ、あの頃の罪悪感がある限り、俺は本田と対等でいられない。けど そのおかげで築けたことがある。
『7月号のあなしん先生のコメント：風呂ばかり描いてすみません。』
次回23話は9月号、それぞれの「好き」のカタチ。雨が上がれば、きっと もっと強くなる。
6巻21話｜デザート2024年5月号
伊織はずっと捜していた兄・伊吹と再会。愛莉と伊吹の関係も無事戻るかと思いきや、伊吹は愛莉を避けている様子。そんな2人を見た優貴と伊織はグランピングを計画して…。
第21話｜一日千秋
ちょっとずつ“お似合い”になってる？
「愛莉が絡むと本当にダメなんだよ。自分がおかしくなる。さんざん迷惑かけたからわかるだろ？」
（確かに）
「――というわけだから帰…」
「いや！とりあえずいてくれ」
「籠っててもいいから！」
――つまり、どんだけ好きなんだって話。
『5月号のあなしん先生のコメント：隔月ベースになり申し訳ありません。楽しんでいただけるよう精一杯がんばります！』
次回22話は7月号、伊吹が愛莉と向き合う時…！グランピングまだまだ続く♡
5巻20.5話｜デザート2024年3月号
第20.5話｜多幸感(後半)
今までで一番、君を近くに感じてる。
「兄貴と愛莉のことに必死すぎだろ、あの２人がどうなろうと俺らには関係ないぞ」
「……そうですけど…でも前に言ったじゃないですか。お兄さんが幸せになったら伊織くんも救われますよね…？そりゃ私としても２人とも幸せになって欲しい…って思ってますよ？けど私…伊織くんのためだから、こんなに必死になれるんだと思います。～～ってダメですね、こんな伊織くん中心に世界回ってるみたいなの」
「…だな。けど――悪くないわ」
『3月号のあなしん先生のコメント：今年もどうぞよろしくお願いいたします。』
次回21話は5月号、楽しい(？)グランピングの幕開け。いろんなところでドキドキ＆バチバチ！？
5巻20話｜デザート2024年2月号
上京2年目の優貴は運命の人との出会いを求め一念発起してクラブデビュー！そこで年上男子・伊織と出会う。彼は優貴のことを心配してくれていたようで、運命の人探しを手伝うことに。そんな時、初恋の人・瀬野から告白されるが、優貴は伊織への気持ちを自覚し、告白。2人は付き合うことに♡
一方、伊織はずっと捜していた兄・伊吹と再会。円満に解決したように見えたけど、伊吹から愛莉との本当の関係を聞かされた優貴は、その想いの強さを知って…。お互いの不安をさらけ出し合った優貴と伊織。伊織と本音で話せて、さらに深まった絆。優貴が向かうのは――？
第20話｜多幸感(前半)
ドキドキするし、ほっとする。恋も愛も君とがいい。
「…俺達に特別なものがないって思うならさ、できるだけこうやって一緒にいよう。一緒に笑ったり泣いたり、怒ってケンカしたっていいよ。その時間がいつか2人の特別になるよ」
「うん…」
どんな出会い方でも関係ない。この人と出会えたことがすべてなんだ。そう思えた夜。
『2月号のあなしん先生のコメント：今年も本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。』
次回20.5話は3月号、自分達なりの「運命」を感じられた夜。優貴、伊織、そしてみんなの恋が絡み合って…。次号も掲載！
