※ネタバレ注意です※
オタク恋愛ものが好きなので『オタクに恋は難しい』をチェックしてみました。
幼なじみ同士ながらも、互いに(?)恋愛対象ではなかったゲームオタク男子×オタクがばれると必ず振られる隠れ腐女子の二人が主人公。
ちなみに腐女子というのは、男性同士の恋愛が描かれた作品を好んで読む女性たちのことです。
そんな二人がくっついたので、会話の内容はかなりオタクより。
インターネットスラングや漫画でよく使われる表現に不慣れな方には、セリフの内容すら理解できないかもしれません。
ましてや、絵で表現されるパロディーには気づくこともできないかも?
ゲームオタク男子も、隠れ腐女子もかなり整ったルックスに設定されているので目の保養として読むには十分楽しめます。
この隠れ腐女子の擬態(オタク趣味を隠して一般人を装う能力)はかなり巧妙です。
まぁ、このレベルの人は現実にはなかなかいないのですが…。
それから、メガネキャラが好きな方にはゲームオタク男子は高得点なのではないでしょうか?
特にメガネ、スーツ、高身長の三セットが大好物の方にはかなりお勧めします。
BL(男性同士の恋愛)を連想させる表現や、GL(女性同士の恋愛)に近いような激しいボディタッチもネタになっているので、そういうのが苦手な方にはお勧めできません。
また主人公カップル以外にもう一組カップルがでてきます。
こちらは男性は一般人、女性はコスプレイヤーです。
カップルがそれぞれ友達同士(同僚)なので、ダブルデートやお互いの喧嘩を仲裁したりなどキュンとくる内容が盛りだくさんでした!
思わずニヤニヤしちゃうくらいに可愛かったです。
二巻がいつ出るのかまだわかりませんが、出たら必ず手に取ろうと思っています。
ヲタクに恋は難しい、2巻 感想
待望のヲタ恋2巻がついに発売されました!
今回も40ページ以上の描き下ろしがあって大ボリュームです。
最初にいきなり初登場のキャラが出現します!
カフェに来ていた成海は新作メニューを店員に頼みますが、どうやらこの店員さん、成海の知り合いのようです。
しかも「成海ちゃん」とちゃん付けです。
何かただならぬ気配を察知した樺倉さんと花ちゃんは、元カレかもしれない・・・と側で気づかれないように成海たちの話を聞いています。
そこに現れる宏嵩ですが、その店員さん相手に全く動揺しません。
それもそのはず、何とこの店員は宏嵩の7つ下の弟・尚哉くんでした。
宏嵩の家で遊ぶことになった一行ですが、非ヲタクの尚哉くんは成海たちの話に全くついていけません。
しかもそれがヲタク用語だとも気づいていないピュアっぷりです。
ゲームもドヘタで、宏嵩が見捨てるほどのゲーム音痴です。
しかし、自分の兄がこのまま一人で平気な人になってしまうんじゃないか、兄の側には成海がいてほしい思っていた彼は、成海と宏嵩が付き合っていることを知り、思わず涙します。
そんな姿を見た樺倉さんも涙を流し、花ちゃんはそんな樺倉さんに「お父さんか」とナイスツッコミ!
ほのぼのとした回でした~!
ネトゲで遊んでいた成海、樺倉さん、花ちゃんですが、そこにボスキャラが出現します。
ピンチの時に登場したのは宏嵩かと思いきや、何とゲームドヘタの尚哉君です。
宏隆はアニメの録画予約してから来るそうで、代わりに先にログインを頼まれたようです。
そして真っ先にやられる尚哉君・・・。なんとも彼らしいです!
本当にピンチな状況で、やっと現れた宏嵩さん。
瞬殺でボスキャラを倒してしまいました・・・!
二人きりの自分たちの過ごし方に疑問を持った宏嵩が、成海をデートに誘い今回は終わります。
次巻のデートではどうなるのか楽しみですね!!!