シェアキスラブ 7話・8話 2巻ネタバレ注意

投稿日：2017年12月7日更新日：2019年5月7日

シェアキスラブ～男子三人、女子お一人様～、7話＆8話　感想

小梅が知らなかっただけで、柚はそんなに有名な人だったのですね・・・。

世間から消えてもう3年、とはいえ未だに柚の存在は人々から忘れ去られてないほど、当時の柚は「天才子役」の名をほしいままにしていた、ってこともあると思います。

見た目の可愛らしさだけじゃなく、演技に関しての能力も素晴らしかったとなれば当然なのでしょうね。

だけどそれは、柚が望んでやっていたことなのですか・・・？？

両親の、特に母親の期待に応えたい一心でがむしゃらに頑張っていただけなのでは？

お母さんに褒められたくて頑張って、誘拐されて酷い目に遭って、それでも仕事を優先させて、柚の手を取ることもしなかった柚の両親・・・、これって虐待じゃないですか >_<。

幼い柚が、自分の頑張りが足りないせいだと思い込んでしまっていることにとても悲しくなりました。

柚は両親を信じていたのに、その両親からさらなる裏切りを受けてしまっては、心が壊れてしまうのも当然です・・・。

「柚がシェアハウス解消って言ったのは、小梅さんが大切な人だから・・・、人の悪意の恐ろしさを柚は知ってるから、そういう汚いものから、小梅さんのことだけは守りたかったんだよ」

葵さんは、柚が壊れてしまう前に助けてあげられなかったこと、すごく後悔しているんだろうな・・・と思いました。

だから今度こそ柚の心を守るため葵さんは、「戻りましょう」と言ってくれた小梅に従い、シェアハウスで待つことに納得してくれたのではないでしょうか？　小梅を信じ、期待してくれてるのではないでしょうか？

「どなたか柚くんに伝えて頂けますか、・・・・・・・・・私はどこにも行きません、私は、待ってます」

マスコミに向かって、柚に伝えたくて、そう宣言する小梅がすごく格好良いです ^_^。

ちゃんとそのメッセージを受け取っている柚、果たして帰ってきてくれるのか・・・。

小梅に触られてじん麻疹が出てしまった柚の、「運命の人解消・・・かな」という別れ際の言葉がとても切なかったので、早く2人が再会してそして“運命の人解消”を撤回してくれることを願ってます！！！

柚がいないシェアハウス、居座るマスコミ、電話も鳴りっぱなし・・・なんて気が滅入っちゃいますね >_<。

1週間を過ぎても柚から連絡さえなく、無心で掃除を続ける小梅の姿が痛々しくて見ていられません・・・。

いつもは明るい杏太さえ「それなのにさ柚の話題一言も口にしないんだよ・・・、もうたまんないよ」と悲しそうな顔になってしまうのも仕方ありませんね T_T。

暗いシェアハウスの雰囲気にとてもツラくなりましたが、でもそんな時に頼りになるのは、大人の葵さん！！！

自分たちがふざけることで小梅を笑わせる、葵さんだって柚のことが心配なはずなのに落ち着いていて、さすがですね。

小梅にドレスを着せてお姫様、杏太と葵さんは執事に！？！　3人とも似合ってます！！！＊≧▽≦＊

柚はいないけれど、「皆で楽しく過ごしたい」と言っていた小梅の願いを叶えるため、誕生日パーティーの準備をしてくれた杏太と葵さん、すごく優しくて格好良かったです。

服装とか雰囲気のことを考えると、ナベはちょっとミスマッチ？　でも2人の優しさが込めてあるんですから最高のご馳走だと思います ^_^。

しかし、鍋奉行へと豹変する杏太にはビックリしました(笑)

葵さんはこっそりロシアンルーレット！？！　もし小梅が食べてたらどうするつもりだったんでしょうね ^▽^；

2人のおかげで小梅が笑顔になってくれたことに安心しましたし、柚が帰ってきてくれたことも嬉しかったです！！！

ホテルを転々としてるみたい？だったけど、小梅の誕生日を忘れていなかった柚は小梅に会いに来てくれたのですね。

真っすぐに「会いたかった、小梅」と言ってくれる柚にキュンキュンしました＊≧▽≦＊

なのに、また小梅から離れて遠くに行こうとするなんて、そんなの寂しすぎますよね・・・。

だからこそ逃避行を決断した小梅の凛々しさに、ワクワクしちゃいました！

「わ私、行くあてあります！　私に、ついてきてください」

小梅の言う“行くあて”とはどこなのでしょう？　次回が気になります！！！