もくじ
銀盤騎士、55話&最終話 感想
※ネタバレ注意です※
Kiss(キス) 7 月号 銀盤騎士、55話 感想
やっとロシアはソチの地で、千登勢と心は会うことができましたね!
ふたりだけのステキ夜を過ごした千登勢と心でしたけど、男女の関係にはならなかったというところが、意外のような、ふたりらしいような気がしました!
さらに今回は、オリンピックのエキシビジョンでの、心の演技の様子も描かれていましたね。
いつもは 試合がクローズアップされるので省略されがちですが、今回はオリンピックですもんね!
そして まさかの民謡のアレンジ!お祭りのはっぴの様な衣装!
婚礼や 祝いの席で唄われる民謡を使っての演技、とても珍しい選曲だと思いました。
これを用意していたのは、オリンピックのエキシビジョンだからということと、自分自身の祝いになるように、という考えがあったのかもしれません。
銀メダルという結果は、十分お祝いに値するものですものね!!!
そしてオリンピックの後は、世界選手権!
前回、世界選手権でタイトルをとる、と お父さんに宣言していましたが、きっと この時から千登勢との結婚のことを考えていたのではないでしょうか。
ソチで心は 千登勢へ、オリンピックの後、世界選手権が終わったら いわきに帰る時に、千登勢についてきてほしい、そして一緒に お父さんに会ってほしいと伝えていて、これはもう ほとんどプロポーズじゃないか!と思っていましたけど、ちゃんと その後にサプライズでプロポーズもしてくれて、安心しました。
千登勢のドキドキする気持ちも よく伝わってきました!
世界選手権には、久々に登場の麗人も 引退試合として出場できるということになって、最後に滑る姿が見られそうで、とても嬉しいです。
代わりに風太の滑る姿は見られないわけですが、そこは少し残念ですね・・・。
そして、まさかの編集長の引き抜き!これには本当に驚いてしまいました。
編集長が彼女と結婚を決めたという事は、確かに このまま今の会社に居られないですもんね・・・。
千登勢は とても寂しいと思うけれど、彼の決意も よく理解できますから、応援したいです!
幸せになってほしいです!!!
今回は展開の ひとつひとつが次回の最終回へと繋がっている感じがして、盛り上がっている一方で 少し寂しく感じました。
次回で とうとう最終回ですね!
早く読みたい気持ちと、終わらないでほしいという気持ちを合わせて、待ち遠しいです!!!
Kiss(キス) 8 月号 銀盤騎士、最終話 感想
とうとう最終回ですね!!!
前回で プロポーズまで進んでいたので、今回は どんな話になるんだろうと思っていましたが、まさかの再会編!
幼なじみだった ふたりが、まだ お互いを心の底で追いつつも、違う相手と恋したり、別れたりするところからの、時間をかけての再会まで!
最終回らしい、とても素敵な内容だったと思います!!!
心の彼女(になりそうだった女の子)がララちゃんに似ていたり、盛山さんの初登場が最初から勢いがスゴかったり、沢田さんと矢野さんが出ていて、沢田さんの初恋の人が ちょっと千登勢に似ていたり・・・と、最終回なのに回想シーンを見ているようで、ゆったりとエンディングを楽しんでいるような気持ちで読むことができました。
千登勢が大学生の頃から、心の上京、そして社会人になり、再会、と繋がるわけですが、これが連載第一話に繋がっていて、さらに感動してしまいます!
最後には、さらに何年か経った後に、ふたりが新婚旅行?に来たという描写になっていて、その後ろに小さい女の子の姿が描かれていたので、ふたりが幸せな家庭を作っているということが分かりました。
未来の方は、ふたりの顔は描かれていませんでしたが、それが逆に良かったです。
世界選手権の後、どれくらいの時間が経ったのか、その後どんな道を ふたりが歩んできたのか、それも気になりましたが、ふたりが「あっという間だったね」と話しているのならば、きっと悪い道ではなかったんだろうな、と思いました。
とうとう銀盤騎士が終わってしまって、もっと読んでいたかったという気持ちも強いですが、しかし 幸せな終わり方で本当に良かったです!
本当に素敵な最終回でした!!!