もくじ
Sho-Comi ショウコミ 12号 ワケあって昨日うばわれました、第23話 感想
※ネタバレ注意です※
絶対 勝って帰ってくる。そう青生と約束した 桜。オーディションに向け、英会話のレッスンや シナリオの熟読など、努力を重ねました。
そして 完璧な準備をして いざオーディションへ！ …のはずが、監督の気まぐれで 作品の設定が まるっきり変わってしまいます。
オーディション当日、やった事もないワイヤーアクションを やる事になり、演技の難易度もアップ…。前途多難な展開になってしまったのです。
しかも、リハーサルなしで 桜より先にオーディションを始めた アヤメは、ワイヤーを使わず、監督やスタッフを驚かせる 素晴らしい演技を披露しました。
このままでは アヤメで決まりとなってしまう、オーディションを受ける事すら出来ずに 終わってしまう――
青生との約束を果たすため、桜は 何か良い方法はないか、必死に考えます。
そして、「俺にもチャンスをください…！」と 頼みました。
（――…わかってる、正直 今の俺より アヤメのほうが うまい ――でも 何もできないまま、終われない）
いよいよ 桜のオーディションがスタート。すると、桜は 桜の方法で、ワイヤーなしの素晴らしい演技を見せ 監督やスタッフを驚かせたのです。
アヤメか 桜か、一体どちらが主役に選ばれるのか 分からなくなりました。
…ところが、全力を出し切った オーディション終了後の桜に 不運が――――！？！
どうなる事かと ハラハラしたけれど、オーディションで アヤメにも負けない 華麗なアクションを披露した桜、スゴイです！ 格好よすぎです！＊≧▽≦＊
青生との約束を きっと果たせるはず、という 期待が一気に高まりました！！！
――なのに、最後で まさかの展開…。桜は 無事なのでしょうか…？ 大怪我を負ってしまった、なんて事ありませんよね…？ T_T。
早くも 次回が気になりすぎます。次号の番外編も楽しみですが、14号の24話を 早く読みたいです。
Sho-Comi ショウコミ 14号 ワケあって昨日うばわれました、第24話 感想
俳優として 突出した才能を持つが故に、全力で演技に ぶつかる事ができず、なのに 責任だけが 重くのしかかり、アヤメは俳優の仕事を いつからか「楽しい」と思えなくなっていました。
そんな時に 出会ったのが、青生だったのです。
（出口のない迷路を さまよってる時、故郷を思い出す 優しい君に出会った、それからの僕は ただただ あおいちゃんに夢中だった…）
（――本当は もう仕事なんか したくない、このまま ゆっくり 君の側で 才能なんて 捨ててしまって 普通の人間でいたい――…、なんて、思ってたのに――、あぁ ムカつく――）
アヤメは、危うく大怪我をするところだった 桜を、助けてくれました。こんな所で お前が死んだら、演技勝負が お前の勝ちで終わってしまう、と言って。
（――絶対 勝てるって信じてた 渋谷 桜は アクションなんか 教えられてもない 初心者で 勝負にもならないはずだった…、―― なのに）
（気づいたら 渋谷 桜の演技を 夢中になって見つめてた）（演技の先にある 新しい可能性―― それに興奮しない俳優なんて いない――！）
キャリアの差があるのに、主役にふさわしいのは アヤメか桜か、監督は迷います。
迷われている段階で、アヤメの負けなのです。
負けて楽しい、という気持ちを 初めて知り、演技の楽しさを 思い出した、アヤメ。
「次 共演する時、僕のほうが お前のこと ギャフンと言わせるから」
主役を どちらにするか、選べない監督の一言により 映画はダブルキャストでいくことになって――――！？！
