もくじ
デザート 7月号 花野井くんと恋の病、第15話 感想
※ネタバレ注意です※
昔 噛まれたトラウマのせいで 犬が苦手な きょーちゃんに、彼氏の家は ゴールデンレトリバーを飼っているから「誰か私を一週間で 犬マスターにしてえぇえ」と泣きつかれてしまった、ほたる。
そこで ほたるは、バイトのみんなと 雑談中、犬を飼っている 八尾くんに相談してみました。
すると、八尾くんは「あ、ウチ来れば？ その子と一緒に」と言います。実際に 犬と触れ合ってみたら どうか、と。
花野井くんが怒ってしまったため、「なんなら 花野井も来ていいしさ」とも提案してくれた 八尾くん。
八尾くんとは昔 色々あって気まずいけれど、きょーちゃんの力になりたい ほたるは、八尾くんのお家に お邪魔させてもらう事にしました。
後日、ほたる・きょーちゃん・花野井くんの3人で、八尾くんの家へ。
そして 八尾くんの愛犬「ホタル」と会わせてもらいます。
名前が同じせいか、ホタル（犬）は ほたる（人間）に似ている気がする きょーちゃん。
そのおかげで、苦手な犬に 何とか触れた きょーちゃんは、少しだけ 犬に慣れる事ができました。
花野井くんをバス停まで お見送りする ほたるは、とっても嬉しそうです。
中2の時に知り合ってから 今まで、たくさん助けてくれた きょーちゃんの助けになれた事を、心から喜んでいます。
「…そっか、ほたるちゃんが 一番辛い時期を支えてくれたのは 浅海さんだったのか」
（それじゃあ…、勝てないなぁ………）
なぜ花野井くんは 寂しそうな表情をしているのか、ほたるには サッパリ分からないのでした――
みんなが帰った後 八尾くんは、小学校の卒業アルバムを 眺めます。
（…あいつが 昔みたいに笑うとこ、久しぶりに みたな）
同じ6年1組だった ほたるの写真を、穏やかな表情で見ていた 尾野くんですが、他クラス6年5組のページを たまたま開き、驚きました。
そこには、花野井くんの写真が載っていたのです――――
きょーちゃんと八尾くんが 昔の話題で盛り上がっていた時、ほたるのために 花野井くんは話を遮ってくれていたと思いましたが…、もしかすると、花野井くん自身も、昔の話は やめてほしかったのかもしれませんね…？
当時、同じ小学校に通っていたにも 関わらず、ほたるを支えてあげられなかった事を 悔やんでいるのでしょうか。
そうだとしたら、そんな過去の事を 今さら悔やんでも 仕方ないはずだけど……、愛が重すぎる花野井くんですから 何か思うところがあるのでは。
ほたると きょーちゃんの友情が とってもステキな今回でしたが、ほたると花野井くんの ラブラブっぷりもステキでしたね ＊≧▽≦＊
そして、犬のホタルちゃんが 可愛すぎます…♥
デザート 8月号 花野井くんと恋の病、第16話 感想
春休みを満喫中の ほたると花野井くん。来週の 花野井くんのお誕生日は、2人でお花見に行く事にしました。
2人とも その日を とても楽しみにしていたのですが…、ほたるの おじいちゃんの法事と 予定がかぶってしまったため、残念ながら お花見は中止…。
ほたるは 花野井くんに謝り、花野井くんは「大丈夫、僕はほたるちゃんが お祝いしてくれるなら いつでも どこだって すごく嬉しいよ」と言ってくれたけれど――？
花野井くんの誕生日 当日、来年は一緒に行くかもしれないから 下見がてら、ほたると一緒に行く予定だった 桜の名所に、花野井くんは 1人で行ってみました。
すると、圭悟くんから 電話がかかってきます。
圭悟くんは、誕生日だというのに 1人で過ごし、ほたるの事情を考慮して 一言も不満をこぼさない花野井くんに対し、「へー おまえって いい子だな――」と 素直な感想を述べました。
（――昔から、家族よりも 友達よりも、僕を…僕だけを「一番」にしてくれる人を探してた、そのためなら なんでもした、でも）
（それだけ愛情を注いでも… 誰も僕のことを 一番にしてくれない）
（一番じゃないなら なんの意味もない）
（そんなことばっか考えてる僕の どこが「いい子」…）
（――でも なんでだろう、ほたるちゃんの そばにいると… 一番がどうとか 忘れてる瞬間がある、あの笑顔だけで 全部報われたような気持ちになる）
ほたるに笑っていてほしい、でも 他の人のことなんて見ないでほしい。嫌われたくない、でも どこにも行かないでと願ってしまう気持ち。
心がバラバラで、ため息をつく 花野井くんです…。
法事に行っていた ほたるは、お姉ちゃんの後押しを得て 途中で抜ける事にしました。
そして、必死に走って 花野井くんを見つける事ができます！
「その… やっぱり今日じゃなきゃって思って、――お誕生日 おめでとう、花野井くん、いつも幸せを たくさん ありがとう」
（大好きだ、一番にしてほしい、でも一番にしてくれなくたっていい、ただ、ずっと一緒にいてくれたら、それでいい）
