Cheese!(チーズ) 8月号 放課後トキシック、最終話 感想
※ネタバレ注意です※
5月、亘が実家に戻ったため お隣さん同士ではなくなってしまったし、学校でも 理系と文系で別れているため、このまま3年まで ずっと、クラスが違う事も 確定。
皆渡は、亘と一緒にいられなくなった 寂しさのせいで、イマイチ元気がありません…。
廊下で会うと 亘から声をかけてくれるし、亘が 皆渡を大切に想ってくれている事は ハッキリと分かるけれど、それでも 限られた時間で ちょこっとだけしか話せない日々に、皆渡は もどかしさを感じているのです。
それは 亘も同じで――――？
亘が 他の女の子と楽しそうに話しているところを 見てしまった皆渡は、我慢できず 亘を屋上に連行！
「珍しいじゃん おまえが こんな強引に、力技 使うとか、たくましくなっちゃって」
「……全然 たくましくないよ 弱々だよ、どう頑張っても やっぱ寂しいんだもん」
「…… 俺も 全く一緒、もうちょっとだけ 待ってろ」「今はまだ 詳しく言えねーけど、来月んなったらな」
そう言って 亘は、意味深な笑顔を浮かべました。
そして、6月になって すぐ、皆渡は 亘が「もうちょっとだけ 待ってろ」と言っていた その意味を知ります。
1日の土曜日、休日のため ゆっくり寝ていた皆渡を起こしたのは、なぜか 亘だったのです！
「暇なら 手伝えよ ――荷ほどき」
「………、は？」
皆渡が ビックリして 言葉を失っていると、現在の皆渡のお隣さんの 将ちゃんも顔を出しました。
「今日から将太郎と ルームシェアすることになったんで ま、よろしく。」
「部屋 余ってたし 生活費的にも 助かるしさ」
「「お互い 監視し合えるのも いいなと思って 即決した」」
2人きりになってから、改めて 皆渡に事情を説明する 亘。
「大変だったぞ 今日まで、ばあちゃんに頭下げて 必死で親説得して、将太郎が 案外アッサリOKしてくれたのは 意外だったけど、
俺に ここまでさせるとか、罪な女だな おまえ」
言いたいことが ありすぎて、何から言えばいいのか 迷っていた皆渡は、まず「お帰りなさい」とだけ 亘に伝えます。そして――
「戻って来てくれて 嬉しいよ、四お… …――――、……わ 亘、お帰りなさい もう どこにも行かないで …亘…っ」
「ただいま 皆渡」
笑顔で抱き締め合う 皆渡と亘が、本当に嬉しそうで 幸せそうで、めちゃくちゃ キュンキュンしました！！！＊^_^＊
ステキなハッピーエンドを見る事ができて 大満足です！
ただ、何だか良い感じになっていた気がする 比呂と未々の関係が どうなっていくのか 知りたいので、できれば 読み切りとかで 読みたいなぁ、なんて思いました ＊>_<＊
