Sho-Comi ショウコミ 3・4号 兄に愛されすぎて困ってます、57話 感想
※ネタバレ注意です※
今号で最終回だと勘違いしてた…! 前回の最後、“次号、涙の感動回”って書いてあったのですね、最終回と見間違えてました >_<;
でも たしかに、今回を読んで、北斗のセトカへの愛には 感動しました。
セトカとハルカの噂を流したのは自分だと、嘘をついてまでセトカを助けた北斗の愛情、本当にスゴイと思います。
しかし、北斗が“悪いのは全て自分”だと周りに思わせることに 成功すればするほど、とてもツラくなります… T_T。
「――橘さんのお兄さんが とても人気があったと聞いたので…、絶対 嫌がらせをする人が現れるって思ったんです、そこを僕が助けたら、『きっと彼女は僕を好きになる』でしょう?」
実習の取り消しだけで済む問題ではない、と分かった上での決断で、覚悟はできている というより“自分のことは どうでもいい”みたいに考えているんじゃないでしょうか…。
セトカを守れたことの満足感で、北斗が穏やかな笑顔を浮かべていることすら、とても悲しくなってしまいました。
もちろん、いじめがなくなって 噂が落ち着いたことは、本当に良かったと思います!
セトカと みゆーの楽しそうに はしゃぐ様子が、ものすごくカワイイ *≧▽≦*
「もしかして卒業まで一緒に 過ごせないかもって覚悟してたから…、こんなふうに みゆーといられるの嬉しくって…」
泣いちゃうくらい嬉しいセトカだけど やっぱり、噂を流したのは北斗ってことに疑問を感じていたのですね。
北斗の友人の田中先生が、真実をセトカに伝えてくれたこと、感謝の気持ちで いっぱいになりました。
だって、あのままセトカは 何も知らないまま、守られたことも知らないままで終わって、北斗の願いだけ 何一つ叶わないなんて、そんなの悲しすぎます >_<。
「自分のせいにしてでも 橘さんを守りたかったんだよ、橘さんは、北斗の 生き別れた妹なんだ…」
田中先生も、言っていいのか葛藤があったのでしょうね。
それでも泣きながら セトカに教えてくれる様子に、ちょっと泣いてしまいました。北斗にも とても良い友達がいますね ^_^。
だけど、北斗には もう時間がないだなんて…!!!
持病が急激に悪化するのも 無理はない気がしてきちゃいます、北斗は自分を犠牲にし過ぎです。
(…贅沢を言うなら、最後に『おにー』って 呼んでほしかったな)
セトカは はっきりとした記憶ではなくても 北斗のことを覚えている、そして真実を知って 病院にいる北斗へと会いに来てくれた。だから その願いは きっと叶うはず!と思えました。
ついに本当の意味での、生き別れた兄妹の再会ですね!?!
次回が 待ち遠しいです! ラスト4話ということで、クライマックスに向かっていく感じにドキドキします!