別冊フレンド 9月号 青夏、38 ( 最終話 ) 感想
※ネタバレ注意です※
ついに、いよいよ 完結ですね!!!
終わってしまうのは寂しいけど、理緒と吟蔵 それぞれが自分で運命を作り出した最終回に感動しっぱなしでした。
電話の相手が吟蔵ではなかったことに少しガックリしてしまったのですが、さっちゃんの報告があったから、理緒の気持ちは真っ直ぐ動き始めたんですよね ^_^。
さっちゃんの ナミオへの告白はお預けになったようなものでしたが、その恋心に対して 今生の別れのような気持ちでいた さっちゃんにとって、ナミオが2~3年で上湖に帰ってくるつもりでいること、しかも「待っていろ」と言ってもらえたこと、涙が出るほど嬉しいに決まってます!!!
最終的な目標は、上湖村にミナミナミヲランドの開園することだって熱弁するナミオの話が壮大すぎて つい笑っちゃうけど、目標に向かって走ることをやめないナミオは 本当に格好良いです *≧▽≦*
ナミオは さっちゃんのことを「超優秀なアシスタント」以上に思っているのか いないのか、気になるところですが、それは今後の2人次第なんでしょうね。
まず今は「あたし、待っててもいいみたい」と、ナミオへの恋心を諦めなくて良いことを喜ぶ さっちゃんが、とても可愛くてキュンキュンしました *^_^*
さっちゃんの 理緒への報告とお礼と、ナミオの目標に向かう姿勢、そしてテレビに映る吟蔵の姿、それらで理緒の気持ちが(運命は 自分で作るの)と答えを見つけ出す瞬間には感動しますね・・・!
すぐに「・・・・・・お母さん、あたし上湖に移住する。」なんて言い出すとは驚きましたが、たしかに理緒らしい!!!
まさか家に吟蔵が来てるなんて知らなくて、思いつきで突っ走ろうとしちゃう理緒ですが、でも“吟蔵が東京に来るから諦めなくて良いんだ”ではなくて、“吟蔵と一緒にいるための運命を自分で作る”と決めたことは、今後の理緒の人生にとって とても大きなことだと思います。
そして それは、吟蔵も同じなんですよね!吟蔵も、運命を自分で作ることを始めていたんですね!^▽^。
「――俺、来年の春から 奈緒さんの職場でお世話になろうと思って。」
まずは自分で運命を切り開いた吟蔵ですが、お父さんや 上湖の人たち、万里香さん、みんなの優しさが背中を押してくれたから、吟蔵は 目標に向かって迷いなく走り始められたことにジーンとしました。
お父さんを筆頭に、上湖のみなさん 格好良すぎます!!!*≧▽≦*
最初はビックリして 吟蔵の話を信じられなかった理緒だけど、東京に行く決心をしてから吟蔵は強くなってて、理緒と真っ直ぐに向き合うことができますよね!
自信に満ちた顔もしていて、それは理緒のおかげだということが嬉しいです ^_^。
「俺のこと褒めちぎったの誰だよ、機会 投げつけてきて、自信 植えつけてきて、「好きなもんは」「やっぱり好きだ」って、俺の運命ひっくり返したのは おまえだろ」
そんな風に真っ直ぐ想いを ぶつけてくれて、理緒のこと絶対に離さないって顔をしてくれて、笑顔でキスをしてくれて・・・、あと半年 待つことなんて理緒には もう簡単なことですよね!!!^▽^。
でも もちろんお互い、会えないことに寂しさが募るのは当然で、約束どおり東京で一緒にいられるようになった日に、吟蔵から「ホントは スゲー会いたかった。」という言葉・・・!キュンとしました♥
理緒と吟蔵にとって、“一生でいちばん、熱く輝く夏”に撮った写真で終わり、最後まで夏の澄んだ青さを感じさせてくれますね ^_^。
とてもとてもステキな結末でした!!!