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＆フラワー 2021年1号 泡恋、最終話 感想
※ネタバレ注意です※
賢太郎と出会い 恋をして、様々な困難を乗り越えてきた 由花は、変わりました。
次の生徒会役員選挙に 自ら立候補したのです。
すると、１年前の由花からは 尊像できない、なんて ビックリしつつ、喜んで応援してくれる 友人たち。
莉々子「ホント 頑張ったね… 生徒会が ちゃんと由花の “新しい居場所”になったんだもんね」
由花「うん… あの時 生徒会に入れてくれて ありがとう」
そして 由花は、全校生徒の前で 最高の演説をします――――
由花「私は 生徒会に入って 人生が変わりました」
「生徒会へ入る直前 私に事件が起きました 友達が１人も いなくなってしまったのです」
「とっさに 一方的なイジメを受けたと思いました」
「でも それは違いました」
「その時の私が あまりに“からっぽ” だったからです」
「“からっぽ”というのは “自分がない”ということです いつも人の目を気にして 何をすれば周りは どう思うのか そればかり気にしてました」
「それを見かねた友達が このままじゃいけないと 私が私を見つめ直す チャンスをくれたのです」
「そうして ひとりぼっちになった私に残されたのが 生徒会という 未知の場所でした」
「そこで出会った人達のおかげで 次第に私は “自分がどうしたいのか”を ちゃんと考えるようになり――――…」
「生まれて初めて 自分のことが 好きになれました」
「こんな奇跡のような体験は この学校に入って 変わりたい 変わろうとする人達の背中を押すのに 役立つのではないかと思いました」
「どうか みなさんの１票を 私に預けてください 私は「生徒会長」として」
「最っ高にキラキラした学校生活を送れるように 力を尽くします！！」
「２―７ 牧野由花を よろしくお願いします！」
由花は 見事、生徒会長に 選ばれました！！！
第３１期生徒会の おつかれさま会が始まり、仲良く談笑する 生徒会のみんな。
鯨井先パイから 由花へ、会長の座が 譲り渡されます。
生徒会２年目なのは、由花だけ。実は 賢太郎も、立候補しようとしていたのですが…
由花「でも賢太郎には もうひとつ誘われている所があって」
「生活のために バイトが必要な賢太郎は 毎日参加が絶対の野球部には 入りたくても入れません」
「でも賢太郎の 中学時代の活躍を知る部員の人達が 先生を説得してくれて バイトのない日だけ参加する形での 入部許可が下りたんです」
「賢太郎は どっちにするか すごく迷ってたけど あたしは即決でした」
『 “野球部に入って！！” 』
「野球してる時の賢太郎って すごいんです！」
「めちゃくちゃ カッコいいし――――」
「見たことない カワイイ笑顔するんですよ」
「今度見てみてください…！！」
今までお世話になった 生徒会メンバーの前では、最後まで 明るく笑顔でいる 由花でした。
――――しかし みんなと別れた直後、由花は 泣き出してしまいます。本当は とても 不安だから………
でも すぐに、賢太郎が来てくれたので 大丈夫です！
賢太郎「ごめん由花… 最後の瞬間に 間に合わなくて… １人になっちまって 心細かったよな…」
由花「明日から…ほんとに生徒会長なんて できるの…かな… あたし…１人で…っ」
賢太郎「１人じゃない 俺がいるし… 何か困ったら 必ず助けるから」
「それに加賀屋も 先輩たちも いつでも相談にのってくれるよ」
「由花なら やれる みんなに選ばれた 由花だから… できる！」
賢太郎のおかげで 由花は、第３２期 生徒会役員の会長として、立派に 成長していけます。
賢太郎がいるから、由花の毎日は これからも ずっと、キラキラです――――――――
