もくじ
別冊マーガレット 3月号
※ネタバレ注意です※
テリトリーMの住人、14話
夏祭りの日、郁磨が コマにキスしたことから、お互いに意識してしまう二人。
そんな中、穂積は カレンと別れたことを話します。
素直に ホッとして喜ぶコマと、そんなコマを応援しようと決めて コマに「頑張れ」と伝える郁磨。
また、穂積は、別れる際に カレンから「瑛茉が好きなのでは」というようなことを言われたのが ひっかかっていました。
そして コマは、郁磨が 自分と穂積のことを応援してきた事にイライラしています。
何故 イライラするのか?それは、郁磨も穂積も二人とも 好きだからなのか…、自分自身で分からなくなり、コマは悩むのです。
一方、郁磨と瑛茉は、夏祭りの花火大会デートをします。
いい感じの雰囲気になり、瑛茉は キスを決意して目を閉じますが、郁磨は コマにキスしようとしたことを思い出してしまい、避けてしまいました。
そんな郁磨に、瑛茉は まだコマを忘れていないのだと感じ取ります。
コマ、穂積の自覚していなかった感情が 今後どのような気持ちに発展していくのか、瑛茉と郁磨の関係は 進展することが出来るのか、それぞれの切ない想いを胸に、物語は 更に動き出しそうな予感がします。
穂積とカレンちゃんが、こんなに あっさり別れてしまうとは驚きでした。
しかも、カレンちゃんが相変わらず すごく良い子で、最後まで良い子だったのが よかったです。
薄々 そのような展開にもなりそうとは思ってましたが、やはり穂積は 瑛茉のことを好きになっていくのでしょうか。
この二人のやり取りは、見ていて面白いので 今後に注目したいです!
また、今回 大きく動いている、コマの気持ちが どうなるのか…が 次回からの見所だと思うので楽しみです。
5人の関係が 徐々に変化して、全員が誰かに恋愛感情を持っているという、まさかの5角関係。
瑛茉の 郁磨への真っ直ぐな想いと、素直に その想いを表現できている所が、すごく可愛いです。
なので、個人的には 郁磨と瑛磨が上手くいってくれたら嬉しいな、と応援してます。
町田くんの世界、26話
今まで 人を愛しく思うことはあっても、恋愛感情としての恋を知らなかった町田くんですが、猪原さんが恋愛感情として好きだと ようやく気付きました。
猪原さんの心が欲しいと思いますが、どうやったら 心がもらえるか分かりません。
そんな中、町田くんは 猪原さんをクリスマスデートに誘います。
もちろん 町田くんが好きな猪原さんは、大喜びで デートを承諾しますが、町田くんは 猪原さんの気持ちには気付きません。
クリスマス当日、町田くんと猪原さんは お互いに楽しく幸せな時間を過ごして、改めて 好きなことを実感します。
しかし、デート中 偶然に、猪原さんが中学時代にトラブルになり シカトをされていた、同級生の真木さんに遭遇します。
真木さんは、中学時代に猪原さんに対してしたことを ずっと後悔していた…と 泣きながら謝り、猪原さんも 自分にも悪いことがあったのだと、今は違った自分達で 新しくお互いに進めると、真木さんに伝えます。
その後 二人になった町田くんは、猪原さんに「猪原さんの事が好きだから 心が欲しい」ということを伝えて、猪原さんも 町田くんが好きだと伝えて、二人は晴れて両想いになり 抱きしめ合うのでした。
今回も 町田くんの名言が出て、とても心に響きました。
他の少女漫画と 少し違い、哲学的な事も考えさせられる 町田くんの世界。
過去にしてしまった 友達への裏切りを、自分自身ずっと背負ってきた 真木さんの気持ち、よく分かる方は 多いのではないでしょうか。
そこで、町田くんから言われる「過去には戻れない。後悔した分だけ、進むしかないんだ。人は、進める」という言葉は、涙が出そうになります。
また、今回は ラブな話も織り交ぜられて、豪華な話になってましたね!
回りくどいことなく、自分の気持ちをストレートに 猪原さんへ伝える町田くんが、とても格好良くて 素敵で、それに応える猪原さんも 可愛くて、出てくる登場人物が みんな愛しくなります。