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Cocohana(ココハナ) 3月号 Bread&Butter ブレッドアンドバター、38話 感想
※ネタバレ注意です※
箱根で 五十嵐さんと一緒に開業する パン屋さんのオープンを控え、ますます忙しくなる 柚季。
一方、東京で マンガを連載中の洋一も、編集の九條さんから 読み切り作品の執筆をオファーされ、大忙しです！ フルデジに移行を検討している 今、必要な事だと言われ 断れなかったのです…。
普通は無理な事を 笑顔で言ってくる 九條さんは “一人ブラック企業” だけど、洋一は「あの人の言う事 一理あるんで」と一応 納得しているし、ちゃんと作家とリスクを分け合おうとしてくれる 編集さんなので、信用していい人。
さらにスケジュールが 大変な事になってしまいましたが、洋一は（早くデジタル体制 整えられたら、柚季ちゃんと 一緒に生活できる）と目標に向かい 頑張ります。
そして、9月28日に決まった 柚季の店のプレオープンに行くために、急いで 原稿を終わらせようとする 洋一。
ところが、アシスタントさんが 体調不良でお休みしてしまい、27日中に原稿を仕上げる事は まず不可能…という状況になってしまいました…。
プレオープン前日になって 洋一から 電話で、明日 行けなくなった事を 告げられた 柚季は、仕方ないと諦めつつも「明日は…、やっぱり来て欲しかったな――…」と とても残念そうです――
いよいよ 柚季と五十嵐さんのお店が プレオープンしました。
本当は手伝いするつもりだったのに 結局 行けなかった…けれど、洋一は 諦めていません。
何とか 今日、箱根のお店に 少しでも顔を出せるよう、必死で 原稿を進めます。
そんな時、洋一は 純さんとの メッセージのやり取りを 思い出していました。
『“純、写真をありがとう 結婚おめでとう”
“僕も君に 謝らないといけない事が沢山ある。”
“あの頃 僕は誰かを幸せにする自信が なかったんだと思います”
“結婚とか意味なくね？と 斜にかまえながら” “君の感情に向き合わずに済むように そのくせ君が 離れていかないように”
“ただ ずるかっただけなのに” “自信のなさを すり替えた”
“きっと君は 気付いていたと思うけど” “僕は認めるのが 嫌だった”
“どんなに 苦くても” “結果 互いに席を立つ事になっても” “僕はあの時 食卓につかなきゃいけなかった”
“パンを焼きながら” “ずっとそんな事を考えていました”
“君が今 幸せでいてくれて” “本当に良かった 知らせてくれて ありがとう”
“今でも 誰かを幸せにする自信なんか ないけれど” “でも、二度と同じ失敗は しないように”
“今度こそ” “ちゃんと” “絶対 間違えないように”』
『“違うよ、洋一” “みんな、完璧じゃないから 誰かと一緒に いるんだよ”』
お願いして 急遽来てくれた アシスタントさんのおかげで、27日中に 原稿を終わらせる事ができたので、今から急げば ギリ 店の閉店までに間に合う！！ と、慌ただしく 家を出て行った 洋一。
うっかり スマホを持っていく事を 忘れていて――――！？！
お店の準備が忙しそうだけど すっごく楽しそうで、洋一が 以前より いろいろ話してくれるようになってくれたから 嬉しそうで、五十嵐さん夫婦の離婚の心配も ほとんど なくなり、これまで出会った人達への 感謝を忘れず、柚季は とても充実した顔をしていましたね。
自分たちのお店に出すパンの味に とても自信を持っているようだったし、見ている こちらとしても プレオープンの日が ただただ楽しみ！ …だったからこそ、洋一が来れなくなった事が 残念で仕方なかったです…。
でも でも 残念だと感じたからこそ、諦めずに頑張ってくれる 洋一の姿が、すごく格好良く見えて グッときました！！！
そして、アシスタントの出川くんが マジ天使でしたね(笑)
他のアシスタントさん達も 協力してくれたから 何とか間に合いそう！ という時に、スマホを忘れちゃう洋一は たしかに どんくさい…けれど、スマホがなくても 洋一は 柚季のお店に到着できる！ と信じます！
39話を 早く読みたい！！！ 5月号が 待ち遠しいです！！！
