ふたりで恋をする理由 マーガレット

ふたりで恋をする理由 7話~12話 2巻 ネタバレ注意

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ふたりで恋をする理由、7話&8話&9話&10話&11話&12話 感想

※ネタバレ注意です※


マーガレット 8号 ふたりで恋をする理由、7話 感想

うららに「行くなよ」と言った 純。「行っても無駄なだけだ」と親切心で 忠告しました。

ところが うららは、純の言葉の意味を 誤解して、怒ってしまいます。

「球技大会までに 絶対上達してみせるから! み、みてなさいよ!」

純は バスケの事について 言ったわけではありません。誤解したまま、うららは 練習に向かいました。

(ていうか俺も、言い方とか やり方とか、もっと ほかに…)「なにやってんだ、俺」

愛慈に指導してもらう うらら。想像以上の 厳しい練習だったため、初日の練習が終了した直後の うららは、ヨボ…として 疲れきっています。

「練習、やっぱりツラくなっちゃった? やめる?」

コーチの愛慈に そう問いかけられ、うららは 勢いよく立ち上がり「や、やめないです!」と答えました。

すると、愛慈は「頑張り屋さんだね」と うららを褒めてくれるのです。

たまたま 愛慈のバイト先の人が通りかかり、うららの事を 愛慈の彼女だと勘違いしたまま、帰っていきました。

「なんか… 嫌な気持ちにさせてたら ごめんね」「今の… “彼女”とか、ちゃんと誤解 解くから」

「えっ!そんな!全然! 嫌な気持ちとか なるわけないです!」「なるわけ…、なるわけ、ないです…」

「言ったじゃん 俺も普通の男子だって、そんなこと言って、俺がほんとに好きになったら どうするの」「…なんてね」

なんてね、で 誤魔化されてしまったけど、めちゃくちゃ 良い感じでしたよね!?!

愛慈に片想いする うららの恋は、脈あり だと期待して良いのでしょうか??*≧▽≦*

練習は かなりキツそうだけど、ふたりの時間が増えたおかげで うららと愛慈の距離は 一気に縮まっていると思います。

厳しいけど頼もしい指導をしてくれる 愛慈の姿は ステキで格好いいし、初めて見せてくれた 愛慈の “普通の高校生の男の子らしさ” は、すごく可愛い! キュンキュンしました!*^_^*

このまま、うららと愛慈が ますます仲良くなっていくのでしょうか? 純は どうなるのでしょうか??

球技大会の結果も 気になりますね。9号8話が 楽しみです!!!

マーガレット 9号 ふたりで恋をする理由、8話 感想

愛慈の指導のもと、バスケの練習に打ち込む うらら。その成果が出てきて、だいぶ良くなってきた、と 愛慈に褒めてもらえました。

でも それは、先輩の教え方が 上手いからだと、わざわざ練習メニューを調べてくれた 愛慈に、うららは 感謝を伝えます。

「安堂さんの頑張りがあってこそだよ」

愛慈が そうやって笑いかけてくれる度に、期待が膨らむ うららでした。

明日 バイトがあるから 練習には来られない、と報告する 愛慈。でも、うららは 休むつもりはありません。

すると 愛慈は、自分の代わりに 練習を見に行ってあげて、と 純に頼みます。

断じて行かない――――なんて 心の中で言っていた純だけど、結局は 来てくれました。

そして、頑張っているけれど まだまだ下手な うららに、的確なアドバイスをしてくれるのです。

「今日は 残念だったな 愛慈くん 来れなくて」「コーチに頑張ってるとこ 見てもらえないのに なんでこんな ちゃんと練習してんの?」

「私は、ほんとにバスケ 頑張りたいんだよ」「やっぱ やるからには勝って 最後みんなで思い切り笑いたいもん! ねっ?」

うららと話しているうちに、おかしくなって 笑い出す 純。

初めて 純が笑ったところを見た うららは、ビックリしました。

「美園くん 笑った顔の方が いいと思う」

その日の夜、純は 鏡の前で笑ってみます。

(なにを! なにをしてるんだ俺は! きもい! きも過ぎる!

こないだから 俺、ホントに なにやってんだ…)

一方 うららは、今日 純が練習を見てくれたこと、そして、初めて 笑っているところを見た事を、愛慈にLINEで報告しました。

すると 愛慈は意外そうに「へぇ…」と つぶやき――――!?!

マーガレット 10・11号 ふたりで恋をする理由、9話 感想

球技大会 前日です。愛慈と一緒に 練習を重ね、シュートの成功率を かなり上げることができた、うらら。

しかし、それでも不安を抱えている うららに、愛慈は 励ましの言葉をかけてくれます。

「大丈夫だよ やれることは やったんだから」「この手が 何よりの証拠でしょ」「頑張った分の安堂さんが、大丈夫って言ってる」

硬い表情だった うららに、いつもの笑顔が戻りました!

たまたま会った 愛慈と純。うららの練習に また付き合っていた愛慈に対し、純は「なんでそこまでするの?」と聞きます。

「普通の範疇 越えてるでしょ そんな… 期待っていうか 勘違いさせるだけじゃん」「なんでヘラヘラ笑ってんだよ、あの女の事 全然忘れてないくせに、なのに あいつに気を持たせるようなこと――」

「関係あんの? 俺が安藤さんと どうなろうと、純に関係ある?」

愛慈は その場を冗談で誤魔化し、帰ってしまいました…。

いよいよ 球技大会 当日、バスケの試合が始まります。

やっぱり緊張してしまった うららは、心を落ち着けることが できません。

そんな状態で ボールが回ってきてしまい、体が固まり パニックになる うらら。

すると その時、愛慈が「安堂さん! 打て!」と声をかけてくれたのです。

そして うららが、愛慈の言葉を思い出し シュートを放つと、見事 3Pが決まりました!

一部始終を見ていた 純は――――

マーガレット 12号 ふたりで恋をする理由、10話 感想

うららがいる1年チームと 相手の2年チームのバスケ対決。前半の女子の試合が続いています。

先取点を取っていた 1年チームですが、ラフプレーばかりの2年チームに あっという間に逆転されてしまいました。

明らかにファウルなのに、審判は 2年女子の迫力に負けて 何も言ってくれません…。

それでも、うららは 最後まで、懸命に走りました。

(くやしい、ルールを守んない人たちなんかに 負けたくないのに、点差が どんどん ひらいてく、くやしい みんなも がんばってるのに、くやしい、愛慈先輩が あんなにいっぱい 一緒に練習してくれたのに)

20対9で 前半が終わってしまい、後半は 純たち男子が引き継ぎます。

純と目が合い、ギクッとする うらら。純の視線が、絆創膏と包帯だらけの うららの指に移ると、うららは すぐに手を隠しました。

“結果が分かってる事に時間を費やすことを 努力とは言わない” “無駄って言うんだ”

以前、純に そう言われた うららは、ビクビクしながら、負けてしまった事を 純に謝ります。すると――

「………、まだ負けてない」「心配すんな、絶対勝つ」

純が ひとりで何点も決めてくれて、後半 見事な逆転劇! 盛り上がる ギャラリーたち!

この状況に 2年男子たちは怒り、またしても 反則行為をしてきたのです。

転ばされた純は 手首を痛めてしまいましたが、その事に気づいているのは どうやら うららだけ。

コート外に出たボールを拾い、純に手渡す うららは、心配そうな顔で「美園くん、無理…、しないでね」と言いました。

「そんな手した奴が、なにが無理しないでだ」「心配しなくて いいから、そこで見てて」

試合に戻った純を じっと見つめる うららの心は――――!?!

マーガレット 13号 ふたりで恋をする理由、11話 感想

手の怪我の痛みを隠す 純の活躍によって、猛烈な追い上げを見せる 1年チーム。

しかし 2点差で 残りの試合時間は20秒。純は痛みが酷くなり あと一歩 追いつきません――

ところが その時、うららの「美園くんっ、がんばれ――!!」と 応援を受け、最後の最後、見事スリーポイントを決めた 純。

1年3組は 逆転勝利を収めました。

その様子を見ていた 愛慈は、「負けてらんないよな」と 呟いていて…?

球技大会 終了後、うららは 保健室に向かいました。すると そこには、予想通り 純がいます。

保険医がいないため、純の手を手当てしてあげる うらら。

痛みを堪え 頑張ってくれた純に、うららは「今日 ありがとね」と お礼を言ったのですが、純は「お礼なら愛慈くんに言えば?」「ていうか勝てたの一回戦だけだしー」なんて返事しか してくれません。

「一回戦だから! だよ!」「だって一回戦で負けたら、一回もみんなで笑えないまま 球技大会終わっちゃうところだった」

「前に私が「勝ってみんなで笑いたい」って言ったの おぼえてるかな、それ、叶えてもらっちゃったね」

「だから 美園くん、今日、私のヒーロー」

「お世辞とか 冗談とかじゃないからね、美園くんがいてくれて よかった」

顔を真っ赤にして うららから目を逸らす 純でした――――

マーガレット 14号 ふたりで恋をする理由、12話 感想

球技大会 翌日、愛慈から うららに、声をかけてきてくれました。

「今度 練習頑張った お疲れ会しよっか」

愛慈のバイト先のお店に ふたりで行くことになり、うららは とても喜びます。

(別に特別な意味はないのかな、私が勝手に舞い上がってるだけ? 知りたい、先輩、いま 私のこと どう思っていますか)

次の日の放課後、うららは 愛慈のバイト先のお店で、愛慈と一緒に お店の人とお話しながら、楽しく食事をしました。

愛慈が バイトを始めた時の事を聞けたり、高校生に見えない容姿を気にして 拗ねてしまう、愛慈の可愛い一面を 見る事が出来たため、また距離が近づいた気がして 嬉しくなる うらら。

「そうだ 先輩、そのピアスって いつ開けたんですか?」

「――え?」「ああ… 開けたのは 高1の夏だったかな、どうだろ 確かそんくらい、あんまちゃんと おぼえてないや、ごめん」

ニコ と笑って答えた愛慈ですが、どこか いつもと違っていて――?

(――さっき、ピアスのこと聞いた時 一瞬 線を引かれたみたいな気がしたけど)(気のせいだよね)

愛慈は、うららのことを「特別」だと言ってくれます。その言葉に、うららは 期待が止まりません。

(あの時 聞けなかったこと、いままでの 色んな言葉の意味 今なら 聞いてもいいのかな、聞きたい、

「特別」って? 先輩の中で 私ってどういう存在? どの辺にいる? いま先輩の胸の真ん中には、誰がいますか)

また “先輩の好きな場所” に、愛慈と2人で来る事ができた うららは、愛慈に 聞いてみようとしました。

ところが その場所には、愛慈と顔見知りの女の子がいて――――!?!


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