デザート 1月号 春待つ僕ら、period.38 感想
※ネタバレ注意です※
アヤちゃんと話す決心をした美月だったので、さっそく また2人きりで話をするシーンになっていくかな?と予想していましたが、その前に 意外な展開、ありましたね。
でも、美月からの“時間つくれる?”というお願いに、“何が何でも捻出するよ”って返すところが なんだかアヤちゃんらしくてニヤニヤしちゃいました *^▽^*
美月は うっかり忘れていたけど、新人戦が近い時期で アヤちゃんも忙しくないわけはないんですよね。
大事な試合を忘れてた美月に対しての、レイナちゃんの呆れ顔… ^_^;
だって 本当に色々あったんですもんね! レイナちゃんが勉強熱心で助かります!
とはいえ、美月は 試合に出るわけではないし、アヤちゃんと向き合って話をしてから 試合の応援に向けて集中すれば大丈夫でしょうから、 いちばんの問題なのは竜二でしたよね!!!
ナナちゃんに“隙あらば告白”しようとする竜二の、情緒不安定っぷりが面白いです(笑)
「好きです 付き合ってください。」って練習しすぎて“もはや語尾”になってたのは爆笑しました ≧▽≦
それくらい本気で意気込んでいる、ということなのだから、笑ったら悪いとは思ってたのですが。
ライバル発覚で本気を出そうとしている竜二、たしかに せっかく“その気”になったのにグズグズして試合に集中できない、なんてことになったら悲惨だし、覚悟を決めた竜二の顔は かっこいい!!!*^_^*
同時に、女の子の美月相手にも 練習で「好きです 付き合ってください」なんて言っちゃうほど、誰よりも まっすぐで不器用な竜二が かわいくって仕方ありません!
だからこそ、目の前で 元恋人の隣で笑うナナちゃんを見てしまった竜二の姿が、もう切なくて切なくて・・・ T_T。
あんな嬉しそうな笑顔を見たら、よりを戻すことにしたんだな、と思うのは当然ですよね。
竜二には あれほど豪華な花束は買えないし、ショックで逃げ出してしまった・・・としか考えず読んでいたので、かわいい花束を持って戻って来た竜二には すごくビックリしましました!!!
「誕生日おめでとうございます。」「好きです…っ」「大好きです!」
「だから…、…幸せになってください」
竜二 かっこよすぎる!!! もう思わず惚れてしまうくらい格好良くて、竜二は男気に溢れた 本当の良い男だなぁと思います ^▽^。
切ない竜二の恋だったけど、きっとナナちゃんも 竜二の格好良さを十分すぎるくらい分かってくれたはず!これで良かったんだ!とすら感じました。
だから余計に「別に そんな予定ないけど!?」には、読んでる こちらも「へ!?」でしたよ(笑)
「今日あの人に再会して、好きって言われても、昔と違って あの人一色にならなかった自分が嬉しかったの…!」
「あの人に幸せにしてもらわなくても 自分の力で幸せになれそうな気持ちになれたんだよ…! わかる? だから なめないでよね…! あたしの幸せは あたしが決めるの!」
複雑な思いを引きずっていたし、今も彼のことを好きな気持ちが ない訳ではないでしょうけど、過去の自分と現在の自分とを 見つめ直すキッカケをもらえて、きちんと決別できたんですね。
それは簡単なことではないと思います、ナナちゃんも かっこいい!!!
ナナちゃんの言葉を理解してない竜二には「バカッ」って たしかに言いたくなるけど、竜二の頑張りが報われたことに、とても嬉しくなりました ^_^。
両思いになれた訳ではないですが、これは もしかすると近い将来…?なんて期待をしても良いですよね!?!
だからこそ竜二のためにも――――ってことでもないだろうけど、「どうにかして あの部則を変えたい」と切り出した永久の意見は、この先のバスケ部全体のことを考えても、すごく有り難いことだと感じます。
恋愛禁止の部則、実際には“気にしなければ良いだけ”みたいな雰囲気でしたし、だから余計に変えることは必要だろうな と思いましたし、我慢を続けるのでもなく 部則を破るのでもなく、変えようとするところが、真面目な永久らしいな とも思いました。
新人戦の結果次第なところもあるけれど、顧問の先生が 何と言うか、気になりますね。
さて、次は美月が前に進んでいく番、ですね!!!
アヤちゃんと会って話すことは 永久に報告済みだし、後は美月が どれだけアヤちゃんに遠慮せず 素直な気持ちを伝えられるか…が重要だと思います。
美月の一歩で今後の展開が どう変わっていくのか、とても楽しみになりました。
次号39話が待ち遠しいです!