殉国のアルファ~オメガ・ド・ベルサイユ~
もくじ
4話 1巻 Cheese! チーズ 8月号
🔽 今回の個人的 注目シーン…… 👑 国王であるルイが フランの兄を殺した理由、子作りをしない理由、アントワネットの手を握る理由―――― 謎は明かされた!! けれど あと ひとつ、ルイは何故 フランにだけ心を開いたのか…?
ルイ「私が殺しを始めたのは 四年前のことだった」
「結婚の儀でアントワネットの手に 触れた時から始まった」
「最初に見えたのは 不幸な生活を強いられる 私達の二人の子供 それから 処刑台に立つ王妃」
「その姿に驚喜する聴衆と 傍らで嗤う おまえの兄」
「処刑は しだいにエスカレートし 王侯貴族のみならず 罪のない庶民にまで及ぶようになる」
「私は危険因子を 見つけ出しては殺し そのたびに王妃の手を取ってみるも 見える景色は変わらない」
「何度も… 何度殺しても…」
フラン「……そ それってどういう…」
ルイ「神は私を この国の王にすると共に 呪われた力をお与えになった」
フラン(――なに?)
ルイ「この手で人に触れる それだけで」
フラン(何言ってるの…?)
ルイ「私には見えるのだ」
「後に《革命》と呼ばれる 恐ろしい未来が…」
『出版社 小学館/嶋木あこ さん』
詳しい内容が知りたい方は ぜひ「Cheese!」を買ってください!! オススメですので ぜひぜひ!! 電子版も ありますよー!!😄🤍📚
◇1巻 まるまる 無料◇ほぼ毎日0時前後 更新◇
3話 1巻 Cheese! チーズ 7月号
🔽 今回の個人的 大注目シーン!!🛁 兄を殺したルイが憎い フランと、一途にルイを想う アントワネット―――― 想いは違えど 同世代のΩ同士で結んだ友情が、ルイの心を動かす…のでしょうか!?🤔
アントワネット「おまえ 陛下の愛人じゃないの?」
フラン「は?」
「ち…違います!! 💧 💧 💧 」
(襲われたことは 黙っておこう… 💧 💧 )
アントワネット「そうなんだ? 愛人だろうから イジメてやろうと思ったんだ ゴメンね」
フラン「あ…いえ 💧 💧 」
アントワネット「でも おまえの言う通りだよ」
「もちろん欲しいのは 子供だけじゃない」
「お前も見たでしょ? あの人を」
「あの姿を見て とりこにならない者が いるのかな…?」
「初めて会った時から お慕いしてる」
「振り向いてくれるのを ずっと待ってるんだよ」
「僕の体は もう限界なんだ」
「発情期でもないのに 陛下を想うだけで 疼きが止まら…」
フラン(え…)
「アントワネット様!!」
立っていられなくなり、倒れてしまう アントワネット
フラン「だ…誰か呼んできます…」
アントワネット「呼ばないで」
フラン「でも…」
アントワネット「これ以上 恥を晒したくない」
フラン「王妃さま…」
アントワネット「――それに…」
「知られたらまた 陛下に嫌われる…」
フラン(王様は私にとっては 憎い相手だけど)
(この人にとっては こんなに愛しい人なんだ…)
ぎゅっ…
(どうしよう)
(こんなに苦しそうにしてる人 放っておけない)
「アントワネットさま」
「私で良ければ お力になります」
(少しでもこの人の苦しみが 取れますように…)
『出版社 小学館/嶋木あこ さん』
◇1巻 まるまる 無料◇ほぼ毎日0時前後 更新◇
2話 1巻 Cheese! チーズ 6月号
🔽 今回の個人的 注目シーン!!!!🏰 まだまだ謎が深まる 連載2回目!! フランとルイ16世は「運命の番」なのか? 4年前の事件の真相とは… ルイ16世が言う「狩り」とは 一体…!? そして、アントワネットが まさかの男――――!?!?😲
クレリ「あの娘を お気に召したようで」
ルイ16世「お前は何を聞いていたんだ 私は追い出せと言ったんだが?」
クレリ「それは失礼いたしました ――――ただ」
「私には あの娘を巻き込むまいと 突き放したように見えましたもので」
ルイ16世「……」
「思い出した」 「お前には 言いたいことがあったのだ」
ぱしんっ ルイ16世の拳を止める クレリ
クレリ「なんでしょう?」 💧
ルイ16世「…………」
「しらばっくれるな」 「あの夜のことだ」
クレリ(バカ力) 💧
ルイ16世「なぜ止めに入るのが 遅れた」
クレリ「…それは」
「どこぞの貴婦人でもお抱きになるつもりになったのかと控えておりましたが 尋常ならぬご様子に止めに入ったしだいです」
「陛下は発情抑制剤を常飲されていたので油断しておりました」
「まさか飲み忘れていたとは」
ルイ16世「抑制剤は飲んでいた」
クレリ「え?」
ルイ16世(飲んでいたのに抑えられなかった…)
『出版社 小学館/嶋木あこ さん』