三ツ原と西条の距離に嫉妬したアオに、「俺のこと大好きじゃん」と西条は笑った。受験勉強が佳境を迎えた西条を、アオは「初日の出」に誘い出す。そこで、合格したら告白を決意する西条。その姿に背中を押されたアオは「俺も告白する」と宣言して…!?
Vol.8|隣で笑う未来へ
最終話の注目シーンをPickUp! 勝手に販売促進😊
「傷ついて、ねえの?」
「べつに」
「…困ってはいる?」
「困ってるっつーか、びっくりはしてるけど」
「けど?」
「うれしい。俺 ずっと、アオに憧れてたから。初めて声かけてもらったときから ずっと、アオは俺のヒーローで、すげえ大事な友達で。学校が楽しいとか、卒業が寂しいとか、全部、教えてくれたのはアオだから。そんなアオにさ、好きだって言われて、うれしくないわけねえだろ」
2巻(最終巻)最終話|別冊フレンド2024年2月号
榴ヶ岡 藍(つつじがおか あお):西条が好き。気さくなムードメーカー
西条 圭太(さいじょう けいた):三ツ原が好き。金髪の人見知り転校生
三ツ原 要(みつはら かなめ):藍に告白してフラれる。真面目ながんばり屋
アオに失恋した後も、三ツ原はいつもどおりに接してくれた。大学の推薦に通ったアオは、その文化祭へ西条と行く。無邪気にはしゃぎ、他人のために奔走する西条に想いは増すばかり。なのに、鈍感な西条に「アオも好きなやついるのか」と尋ねられ、気持ちを抑えきれず、「いるよ」とグッと迫ってしまい…!?
それぞれの想いを胸に迎えた卒業の日…。ついに最終回!!
『2月号の黒戸ろく先生のメッセージ:最終話まで無事に描くことができてよかったです。ありがとうございました!』