Kiss(キス) 10 月号 コミンカビヨリ、23話 感想
※ネタバレ注意です※
若ちゃんと喧嘩してしまった萌。
というかキレて帰ってしまった若ちゃんに戸惑う萌。
いつも若ちゃんは萌の言葉にイラっとしても、すぐに反応してくれたり流してくれたりしていたのに、ムッとして萌を置いて帰ってしまうなんて!
若ちゃんらしくない、けれど、若ちゃんの気持ちを思うと分かる気がするから、逆に萌がちょっと可哀想です。
初めての怒り方で、萌はどう対処すればいいのかわからずオロオロするばかり。
どうしたものか悩んだ末、LINEするも、なんと既読スルー。
若ちゃんは返事する元気もないような、やる気が出ない様子ですが、それを知らない萌はすごくショックを受けてグジグジと悩み始めます。
確かに怒らせた後に、こちらから謝って、それが既読スルーのまま相手から何も反応なかったら、相手の状態とかまで考えがいかずに、怒りが収まらないのかな、
私のことずっとウザイと思ってたんじゃないかな、と泥沼にはまってしまう萌の気持ち、よく分かります!
誰だってそうなっちゃうよ!と言ってあげたくなります。
当事者には考えすぎだ!なんて届かないですし。
妄想でかなり被害が拡大してしまって、気持ちをこじらせている萌のところに、正子からかぼちゃいる?というLINEが届きます!
ナイスタイミング!正子!
これが萌の救いの一手になります。
正子のところにかぼちゃをもらいに言って若ちゃんとのことを話してみると、正子は、若ちゃんも何か溜まってて、萌の言葉を流せなかったんじゃないの?とアドバイスをくれるんです。
実は正子も、結婚したての時にいろいろと溜まっていて、単純に結婚をいーないーなと羨ましがる若ちゃんにキレてしまったことがあったと教えてくれます。
そしてその仲直りのきっかけが、萌が東京から帰ってきたことだったと思い出します。
自分が仲直りのきっかけになっていたと知って、驚く萌。
そして正子は、女性はライフステージによって変化があるからすれ違いが多くなってしまうこと、それでも学生の頃から友達は貴重で、今でもつながっていることができて幸せだと、良かったと言ってくれます。
この正子の言葉は、本当にその通りだと思います。
女性はイベント毎にステージが変わる気がするので、その違いで友人とすれ違ったり疎遠になりがちです。
だからそれでも繋がっている友人は本当に貴重だと思うのです!
正子が萌に感謝するのと同じように、萌は正子や若ちゃんたちを大切にしないといけません、絶対!
そんなワケで、正子からヒントをもらった萌は、フェードアウトも仲直りを時間に任せるのも嫌だから、ちゃんと謝ることを決意します。
と、決意した瞬間に、萌の運転している車が信号待ちで止まった横に、若ちゃんが運転する車が止まりました。
スゴイ偶然!!
一瞬気まずくなりますが、若ちゃんが「あそこで落ち合おう」とジェスチャーを送ってくれます。
さすが田舎、行き先に間違いがありません。^^
まぁ、信号で偶然横並びになるのも、田舎ならあり得ることです。
さて2人で落ち合って、話してみると、実は若ちゃんの気になっていた人に彼女がいたことが判明し、それなのにその彼とどうなってるの?と言われてイラっとしたのだ、と若ちゃんが教えてくれました。
そりゃー、ウザイよね・・・。
今それ言ってほしくないんだ、という思いが若ちゃんの気持ちの余裕をなくしてしまったんでしょう。
でも若ちゃんが潔いのは、イラっとしたとしても、置いて帰ったのは悪かった、と謝れるところですね。
そして、自分の気持ちをすぐに声にして出しちゃう萌ですが、でも逆に人の気持ちも同じように受けて止めてられるのが、萌のいいところなんですね。
二人の凸凹がうまくはまっているから、仲が続いているのかもしれません。
昔からの友人というのは本当に大切だと思います、萌と若ちゃんがいろいろありつつもずっと仲良くしていけるといいなぁ。
2人が仲直りできて本当に良かった。
喧嘩したまま次回になんてならなくてよかったです!
次回も楽しみです!