桜の花の紅茶王子 47話・48話 12巻 | 番外編ネタバレ注意

投稿日：2018年1月29日更新日：2018年5月7日

桜の花の紅茶王子、47話＆番外編＆48話　感想

※ネタバレ注意です※

ルフナもう黙って…って感じでしたね ^▽^；

でも、杏梨ちゃんから「パパは昔紅茶王子だった」とサクラが聞いた時点で、いずれこうなることは決まっていた気はするし、それが思ったよりも早かっただけかな、なんて思います。

サクラにどう説明するかを、決めたのはアッサムだということも当然の流れでしたが、どうやって人間になったのか、条件については話さないのって奈子の言うように変かもしれませんね…。

国に戻れなくなる、仲間と会えなくなる、今までの自分の世界を棄てることになる、そう言われたサクラが黙り込んでしまうのは無理もないし…。

“忘れさせられる方”としての気持ちをよ～く知ってる奈子が、泣きながら怒るのも理解できましたし、アッサムはたしかに傲慢なのかな、と感じました >_<。

だけどそれは、サクラと吉乃のことを心配しているからこその感情だから、仕方ない部分もあるのでしょうね。

奈子の判断として、先に吉乃に聞いてみることにしたけれど、吉乃はどう答えるのかなぁ…。

「サクラとさ、好き合って結婚して、子どもをつくって、最後は一緒のお墓に入ってっていうそんな人生を送れる方法があったとしたら、吉乃ちゃんはどうする？」

そういう方法があるってことに希望を感じることは間違いないでしょうけど、“忘れなきゃいけない方”としての決断を迫られた時、吉乃は何を思うのか…、吉乃の反応がとても気になります！

また、今さら傷つかないと言っていた健太だってこの話を知ることになったら、動揺するのでは…。

とにかく次回が待ち遠しいです！！！

今号の番外編、ハルカが主役！！！　「うんうん」と話しを聞いてくれる奈子に、延々とこぼす愚痴が実にハルカらしくて笑っちゃいました ≧▽≦

効率を重視するハルカですから、レジの店員さんが“ぽや～～～～”とした感じの人だと、そりゃいろいろストレスを感じるでしょうね。

でも、だったら別のコンビニに行けば解決する話なのに、それでも毎朝通い続けていたってことは、知らず知らず最初から彼女に惹かれてたってことなのかな？？

名札に書かれた名前にまでムカついてくるって、相手に関心があってこそですよね。

彼女に惹かれてることに気づかず、「腹が立つ」とか「拍子抜け」とか思ってたのだとしたら、自分の気持ちに鈍感なアラサー独身ハルカ、ちょっと可愛いなぁと思います＊^_^＊

事故の話を聞いて、急いで駆けつけるハルカにはときめきましたー！！！　ラストにもキュンキュン！！！

しかしオチにはビックリですね。20代くらいの新妻風の若い女性…かと思っていたら、まさかの女子高生…！

すぐ卒業とはいえ未成年の女の子と、アラサーのハルカ、2人がどうなっていくのか続きが読みたくなっちゃいました＊≧▽≦＊

吉乃とサクラは“一緒になる人生”について話したことがあるけど、それは吉乃が紅茶の国に行くって話であって、奈子としてはそういう選択を吉乃が知る必要はないと思っていたでしょうね。

紅茶王子が人間になる方法がある、ということを知る前だったとはいえ、ほんの数年で老衰してしまう事実を聞いた上で、吉乃が「本当に好きな人のそばで、最後のときまで一緒にいられたその人は、不幸そうでしたか？」と言ったこと、ビックリしてしまいました。

少なからず、吉乃の中に“それでも構わない”って気持ちがあったと思います。

すぐさま「全力で反対する」と言った薫がかっこよかったですね。

そして本題の紅茶王子が人間になる方法、サクラの記憶がなくなることも聞いた吉乃は、約束したからサクラのことを忘れるわけにいかない、という感情を強く持っていて、それだけでも凄いなぁと思いました。

一緒になることより、“八重おばあ様みたいに”ずっとサクラを覚えていることを、吉乃は望んでいるのですね。

でもそれを「わたしのわがまま」だと考えていて、サクラが望むことのためなら「わたしが折れます」と言える吉乃は本当に凄いし、たしかにかっこよすぎます！^_^。

一方、サクラの気持ちを誤解していたアッサムに、本当の気持ちを打ち明けたサクラからも、サクラの強い想いが伝わってきました。

だからこそ、どうするかは吉乃とサクラのふたりで考えて判断をする必要があるんだろうなぁと思ったし、サクラの表情を見ていたらきっとお互いに納得できる決断を出せるだろう、と感じます。

しかし、明日吉乃と話す、というところでまさかの大事故…。杏梨ちゃんとサクラは無事でしょうか！？！>_<。

咄嗟に杏梨ちゃんを庇ったサクラの方が、酷いケガを負っていそうですね…。

一体どうなってしまうのか、次回が気になりすぎます！！！