神風怪盗ジャンヌ、最終話 完結7巻 感想
※ネタバレ注意です※
もうとにかく、フィンちゃんの良さが滲み出ています!
フィンが堕天使になった理由が明かされるのですが、それがまさかのアクセスとの約束で、話したいことがあると言われたからとか、ずっと好きだったんだからとか、もう本当に可愛すぎます。
最初の始まりの文章でもその思いの強さが分かって一途なフィンちゃんにすごく惹かれます。
アクセスのことが大好きなこともそうですが、まろんの事も本当は大好きだよと聞いてすごく安心しました。
魔王にまろんを消せといわれた時から自ら消滅しようと考えていたなんて、フィンがいい子過ぎて泣けてくるシーンです(泣)
そして消滅しそうなフィンに自らの髪の毛を切って俺の力をやるよと言ったアクセスもかっこよすぎます!
2人のお互いを思う心の強さに感動しました。二人の思いが通じあって良かったなとすごく思います。
それにならってトキとセルシアも聖気をあげて、正天使になった所、これがものすごく綺麗なんです!
でも、フィンは神様が許してくださっても居場所なんてないと落ち込むのですが、そこでまろんが、おいでフィン・フィッシュと手を差し伸べるところ、まろんの心の広さに感服致します。
フィンはうるうる泣きながら小さい天使姿になってまろんにごめんなさい、まろんはフィンにおかえりと抱き合う所も好きです。
その後ろでアクセスが不満そうにしているのとそのまた後ろでトキが笑顔で怒りマークつけているのも面白くて好きです(笑)
地面が揺れ始め神様に天界に導かれたまろんは神様から魔王が元は自分の一部だったとあかされたところ、驚きました。
そして、魔王との決戦の時に、でてきたジャンヌとまろんが戦うところ、もう一人じゃないからと笑顔でジャンヌをハグした時にずっとそうして欲しかったんだろうなというのがすごく伝わってきました。
そして、自分がして欲しかった優しさを人にしてあげられるまろんはいい子だなと感じました。
ジャンヌが消滅した後に魔王にむかってロザリオを投げるところ、かっこよくて好きです。
ロザリオを投げられた魔王がまろんを道連れにしようと襲ってきた時にもしかして、稚空が飛び出してくるのではないかと身構えていたらまさかのフィンだった時には度肝を抜かれました。
私もアクセスと一緒にフィーンっ!!と叫びそうでした。
まろんにも、アクセスにも、神様にも魔王にまで優しいフィン。天使な理由がよくわかります。
フィンちゃんが消えてしまう前にアクセスは自分のつけていた大切なピアスを一つ握らせます。
貸してやるからちゃんと返せよと不器用なアクセスも可愛くて好きです。
まろんが持つ再生力をフィンに与えて、フィンは消滅してしまいました。
人間界にまろんと稚空が帰るとき、アクセスと男の約束をしていたのが可愛かったです。
そして神様からまろんを頼みますと言われて人間界に帰ってきたまろん達。
その7年後のお話が素敵すぎました!
都と委員長こと水無月が結婚してその子供として生まれていたのが人間に生まれ変わったアクセスだったんですよね。
ホットケーキ好きなところが可愛いです。
いつも稚空の所に行っているのもまた可愛いですよね。男の約束を覚えていたそうです(笑)
それで、まろんと稚空がもちろん結婚していたのですが、まろんが無事出産を終えて帰ってきました。
まろんの名前を聞いてまろん!?と嬉しそうにする稚空を無視して心時いるー?と生まれた赤ちゃんを見せに行きます。
女の子なのですが、右手に持っていたものがなんとアクセスがフィンに渡したピアスだったんです!
フィンが帰ってきたぁとぼろ泣きしました(泣)
しかもまろん、魚月(なつき)という前世の名前をつけるんです。最高すぎます。
フィンの生まれ変わりと分かった心時ことアクセスは速攻で結婚を申し込んでいました(笑)
次こそは2人で幸せになれるといいねという完全親目線で最後は見ていました(笑)
神風怪盗ジャンヌの良さがギュギュっと詰まった素敵な最終巻でした。