GA-芸術科アートデザインクラス-、最終話 完結7巻 感想
※ネタバレ注意です※
最終話で印象に残ったシーンは、如月が昔憧れていた人と同じような空のイラストを書いたイラストを機(ハタ)ナツキちゃんが持って空を見上げるラストシーンが印象に残っております。
最後の最後で伏線を回収した事と、部長さんからバトンを渡してもらった如月が今度は次の子にバトンを渡した瞬間なのかもしれなと感じたシーンでお気に入りです。
このシーンの前に如月が空をみて、筆を持って筆を持って水色の色を塗りだす瞬間のシーン(というか一枚絵?)も上のシーンと同じくらい気に入ってます。ただ筆を動かした瞬間ですが新たな一歩を表現したシーンだと思います。
空を見上げた時の空の絵が、空とイラストが融合した一枚のイラストで、それを表現できるくらいに如月も成長した瞬間でもあったと感じました。
誰かの絵に感銘を受ける瞬間というのは、とても素敵な瞬間だと思います。私もナツキちゃんが見たイラストとそしてその時の空を漫画越しではなく実際に見てみたいです!
漫画でも伝わるくらい綺麗だったので、ナツキちゃんが見た空はもっともっと綺麗な青空だったんだろなと思います。
他に印象に残ったシーンは友兼のお兄さんが如月に気持ちが強い人の所に人は集まると微笑みながら伝えているシーンです。
ささいなシーンですが、多分それ言われて自分の立ち位置がストンと心の中で染み込んだのではないかと思います。
それに部活にはあまり参加できてなかったお兄さんでしたが部長さんのカリスマ性のような、何か物作りとして控えるものがあった事を遠目にですが分かる瞬間だったような気がします。
一番好きなキャラは如月ちゃんです。本当は如月と仲良しメンバーの全員が好きですが、一番好きなのは如月です。
美術系の大学に進みながらも美術部に立候補を最後にしたのを見た時は、本当に絵が好きなのがとても伝わりました。
才能が突出しているわけではないけれども、そういうキャラだからこそ私は共感しやすいキャラだったと思います。最後まで憎めない愛されキャラ感が可愛くて好きです。
率先して動くキャラではないけれど、芯の強い子と感じてます。部長をどうするか最後、面白い決め方をしていましたが、どの決め方であったにしろ部長は如月で良かったと思います。
実際他のキャラでも大丈夫だとしても、周りを感化させる力、心を動かす力を持っているキャラですね。
次に好きなのが美術部に一緒に入部してからもアクセル全開の二人組友兼と野田ちゃんです。なんでも楽しめる性格が見ていて楽しいです。
最後の最後までドタバタと面白いトラブルを呼んでくる所が賑やかでこれこそ、この漫画らしいなと思います。
部長決めの際にも、色んな部長をあげていましたが、この二人はどの部長を選んだのか気になります(笑)
ノリなんだろなあとわかっていても、ナミコさんが言うように他の四項目をどう選ぶつもりだったのかなと思いました。
仲良しメンバーが主ですが、さめちゃん先生も最後はイメチェンして、おとなしい先生から優しいけれど強い先生に成長したのではないかと思います。
恋まではなくとも何か感じるものが外間先生にあったと思います。さめちゃん先生もこれからどんどん頑張って欲しいです。
部長さんや部長さんの友達達が今後どうなるのか気になります(笑)
特に海外で何をするのか部長さんの動向が気になります。
新たな季節というのは別れでもあり出会いの季節である瞬間をみさせてもらった最終話だと思います。
美術部というなのなんでも遊ぶ部にもなりそうなメンバーが美術部に入部となりましたが、なんだかんだ美術が好きなメンバーなので、最終話は入部して部活動の途中という感じで終わってしまいましたが、もし続きがでるなら如月達の三年生になった話も読みたいです。