愛でて春 ~呪われた公爵騎士様は溺愛する~
エルドから告白された春は、元の世界に戻る方法が見つかるまでエルドに協力することに――?
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「ハル、俺はハルが、“ただのハル”でも惹かれてる。ポジティブなハルの考え方も、出会ってすぐ俺を心配する優しさも、人のためなら強くなれる心も、すべて、“特別”で愛しい」
「……っ、エルドさんっ…」
「~~~私だって、エルド様をお慕いしております」
「…そうか? だが あなたは、これを見て なんと言っていたか…。…確か、“バケモノ”だったか…?」
「ひぃ…っ」
「…ハル 大丈夫か?」
「っはい…、助けてくださって ありがとうございました」
「―――…いや 来るのが遅れた、いろいろ言われただろう」
「…でも、エルドさんの言葉 うれしかったです。“特別”って…、“癒しの魂”だけの理由じゃなかったんですね」
「…当然だ、ハルの良さは もっと言ってもよかったくらいだ」
もくじ
1巻3話|Cheese!2025年3月号
呪いを受けたエルドの噂は広く知れ渡り、エルドの心は深く傷ついていた。そんなエルドとハルは、ある場所へ行くことに…?
『3月号の朱神宝先生のコメント:今年も春とエルドをよろしくお願いします!!』
次回4話は4月号、癒しを通り越して激しい夜の予感…!?
1巻2話|Cheese!2025年2月号
自己肯定感が低い春は、自分を変えるため、占いの館を訪れる。占い師から買った石をにぎって眠り 目を覚ますと、異世界のエルドの寝室にいて――!? 呪いをかけられたエルドを救えるのは“癒やしの魂”からの愛。エルドは春と触れ合うと呪いが浄化されていくことに気づく。『ハルは俺の特別だ。恋人になってほしい。』と、エルドから告白された春は…?
誰かの特別になりたい…。不思議な石に願いを込めた春が目覚めると… そこには、春を必要とする 知らない世界が広がっていて――…!?
「浄化の話…、本当によかったのか? 無理してないか?」
「無理なんて…、でも もし断ったら エルドさんの命が…」
「かまわない。ハルを不幸にさせてまで、生きるつもりはない」
誠実な人なんだな…、私もちゃんと伝えなくちゃ…。
「あの…、本当に無理してないです。エルドさんのためだけじゃなくて、私のためでもあるんです。私を必要としてくれてるって、思えるから…。だから…お互い喜びましょう、ウィンウィンですっ」
「ハルは頼もしいな…」
「任せてください。それで浄化方法は…」
「あぁ、癒しの魂に愛されること。触れるだけでも 効果はあるが…、キスはもっと効果がある。……やってみるか? 何度もしただろう? どうする?ハル」
『2月号の朱神宝先生のコメント:もう2024年が終わるなんて!皆様、今年もありがとうございました。また来年「めではる」をよろしくお願いします!』
次回3話は3月号、ハルの気持ち…揺れる――ときめく!!