もくじ
花ゆめAi Vol.10 恋するムーンドッグ、9話 感想
※ネタバレ注意です※
律歌は、ひたすらアキラを “犬扱い” します。自分に(あれは わんこです! うちの わんこです!)と言い聞かせ、アキラが 犬の姿でいる時だけ、挨拶のキスをして 甘やかすのです。
でも アキラが人の姿になった途端、素っ気ない態度。なるほど 人間の時は塩対応ルールなわけかと、アキラは すぐに理解しました。
相変わらず 夜遊びを続けている アキラですが、律歌と一緒に寝るため 気を遣うようになります。
帰ってくる時間が 早くなったし、なるべく お酒も飲まないで 帰ってきてくれるのです。
そんなアキラに 律歌は、「ありがとう、だいすき」と言いました。ただし、アキラが犬の姿だから 言えた言葉。
犬のアキラに対して、律歌は とにかく甘やかすし、押し倒されても 谷間をまさぐられても、犬に じゃれつかれただけ、という態度で かわします。
だけど 実は、アキラが 気づいていないだけで、律歌は 真っ赤な顔で 動揺していたのです――
その日の夜中、遅めの帰宅となった アキラ。でも 律歌は起きていました。
律歌は アキラを独占したい気持ちを見せ始め、外で どんな事をしているのか、アキラに尋ねます。
「外で遊んでる時の俺は律歌の飼い犬じゃないよ、それとも 律歌、口出しできる立場になる?
俺さぁ 緩いとか ダメ男とか さんざん言われるけど、実際は一度も 浮気とか二股とか したことないし 恋人にはいつも 意外と一途だよ」
(いつも いつもって、いつも ホントに恋愛してるの?)(あたしが こじらせてる、それは わかってるのに)(どうしたらいいかだけ わかんない)
アキラは 引く系作戦を もうちょっと継続する事にしたっぽいですが、果たして それは 正解なのでしょうか…?
律歌に ヤキモチを妬かせたところで、アキラが 律歌の気持ちを 分かろうとしてくれないのなら、意味なんて ないのでは、むしろ 逆効果なのでは、と思っちゃいます >_<;
さて、アキラの兄・トモキに 連絡を取って、律歌は どうするつもりなのかな。
どんな展開になるのか、10話が 気になって仕方ありません!!!
花ゆめAi Vol.11 恋するムーンドッグ、10話 感想
アキラの実家に電話をした 律歌は、トモキに取り次いでもらい、アキラの事について 相談しました。
最近 アキラが夜遊びを始めた影響で 弱っている律歌に対し、いじわるや からかうような言葉を言いつつ、律歌の相談に 親身に答えてくれる、トモキ。
「佐々木さん あの子は とても器用です、どうしたら自分がひとに好かれるかよく判って行動するし 誰かと別れるときの手際もソツがないです、
ほっといて差し支えないと思います、佐々木さんご自身が 晃に外で女遊びされたくないと思うのでない限り。」
そして トモキは、本家には 犬化する人間は 自分とアキラだけだが、分家筋に もう一人いて、アキラは そちらと何年か前に “色々あった” と教えてくれます。
また、子どもの頃から アキラは狛山家を嫌っていた、という話も――
嫌いなのに どうして継ぎたがっているのか。質問してみる 律歌ですが、トモキは また “色々あって” と濁しました。
「それは晃本人に聞いてください 僕から言っていいことじゃないし、佐々木さんには 話してくれるんじゃないかな」
「……、自信ないです、でも、話してほしい…」
トモキに「晃のどこに惹かれてるんですか」と聞かれた 律歌は、「… わかりません…、ただ 最近は、ほっとけない感じが すごいです……」と答えました――――
律歌の話を聞いて、律歌の気持ちを引き出して、弱っている律歌の心を 少しでも楽にさせようとしてくれるトモキは、とにかく アキラの事が心配で仕方ないのでしょうね。
アキラに うちを好きになってもらいたいから、アキラと律歌が 上手くいってくれる事を 真剣に望んでいる、トモキと明子。
一体 なぜアキラは 狛山家を嫌っているのか、過去に 何があったのか、謎は深まるばかりです…! 続きが めちゃくちゃ気になります!!!