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忍恋 花とゆめ

忍恋 にんこい 最終回 5巻 ネタバレ注意

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花とゆめ 12・13号 忍恋(にんこい)、最終話 感想

※ネタバレ注意です※

里から捨て駒にされた 鐵男と同じく、百窓に追われる身となってしまった 紗々女。

しかし、紗々女は 満足しています。やっと鐵男に 自分の気持ちが伝わったのだから――――

鐵男「…俺は杏子が好きだ、諦める気はない」

紗々女「じゃあ私は消えるから 次会う時までに杏子にフラれといてね」

鐵男「消える?  どん臭いお前が逃げられるのか? 華山院家を手に入れるために 百窓になってお前を捜すぞ」

紗々女「多分 そうはならないわ  私もう 御堂家の令嬢も 楓の妻も辞めたの」

鐵男「何?」

紗々女「楓は生きてるしね」

鐵男「何?」

紗々女「これで何の しがらみもないわ  私は自由よ!  じゃあね 鐵男くん」

鐵男「フン  どのみち楓は長くねーだろ、遠くない未来 杏子は俺のもんだ…!!」

「面白いじゃねぇか…  杏子が側忍として 呪われた男を どこまで今生に留めておけるのか  見物だな」

ついに 楓と想いが通じ合い、彼の側忍であり 恋仲となった杏子は、愛する人を短命で終わらせる気は ありません。

杏子「楓が死んだら 私も後を追う」

「えっ」

杏子「私がそんなに早く死ぬと思うか? 100まで生きそうだろう  つまり楓は死なない」

「そうかい?」

杏子(みんな 何かに囚われてる)

(それは生まれであったり、性別であったり、恋慕であったり)

(抗えないと思えば思うほど強固な縛りになる)

(それを呪いたらしめるのは  人の心かもしれない)

掟を破り 裏切った杏子は、もう忍びの里に… 故郷に居場所はないけれど、一度 里へ戻ることを決意します。

杏子「里を逃げるように出てきてしまった 一生 気に病みそうだ」

「私が手紙を書いてあげるよ 杏子を お許し下さいってね」

杏子「書いてくれ  それを持って 里へ行く、楓の側忍として あらためて長達に認めてもらいたい」

「そして里の皆に見送られて ここに戻ってくる、そうすれば  楓とこれから 里の思い出を振り返る度に、気に病まなくて済む」

「…わかったよ、じゃあ私の言う通りにして」

杏子は 楓から授かった書簡を持って、里へ戻り 長と対面しました。

ところが、その書には 何の署名もなく、しかも 長は「華山院楓は 既に故人」と思っているため、杏子は 不届者として 捕らえられてしまうのです。

杏子(楓のアホー!!)

里を抜け出した罪に 主人を死亡させた罪―――― 長は 杏子に、「極刑も覚悟しておろうな」と問いかけました。

すると 杏子は、「いいえ… しておりません」と答えます。

杏子(私は 掟を破った 故郷を裏切った  一生 そう思って生きるのが 嫌だった)

(だから 来た)

「こんなところで この命 散らす気はない  私の命は 楓のものだから」

故郷を想う時 心を曇らせることがないように、呪縛ではなく 宝物だと思えるようにしたい 杏子。

長や 里の仲間たちへ「今迄 ありがとうございました」と 頭を下げました。

そして、何としてでも楓の下へ帰ろうと 身構えた その時、なぜか 楓が現れたのです。

杏子「どうして ここに…  いや わざと印を押さなかったな…!?」

「押してなかった? ごめんね」

「というわけで 杏子は私の側忍 引き取らせて頂きます」

長は、里に関わる問題として 杏子の引き渡しに応じようとしませんが、そうなることを見越して「手土産」を用意していた 楓。

その「手土産」とは 百窓メンバーのリストなど、里にとって 非常に有力な情報の数々でした。

「これを 私の杏子と交換でいかが?」

たかが側忍に なぜここまで…、と問いかけてきた 長に、楓は 迷わず答えます。「もちろん たかがではないからですよ、大切な女(ひと)だ」と。

それから 杏子へ向けて、笑顔で 手を伸ばし――――――――

「杏子  むかえに来たよ  今度こそ」


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