Kiss(キス) 8月号 パーフェクトワールド、47話 感想
※ネタバレ注意です※
体外受精による妊活を始めた つぐみと樹。しかし、胚移植1回目も 2回目も、着床しませんでした…。
残るチャンスは あと2回。年齢的にも 急いだ方がいい、と お医者さんが言っていたため、焦る つぐみは、樹に相談せず すぐに3回目もやる事を決めてしまいます。
「――なんで着床しないのかなあ…、何がいけないんだろう…、私の生活が悪いのかな、私の身体が どこか いけないのかな、もしかして 気持ちが弱かったのか…」
「ねえ 樹も何か調べて 分かったことがあったら 教えてよ、2人のことなんだから」
イライラして、樹に当たってしまった つぐみ…。自覚し 謝ると、樹は「俺に謝ることなんか なんにもない」と言ってくれました。
「今 辛い思いしてるのは つぐみなんだから、俺 なにもできなくて 心苦しいけど、あんまり焦らないで」
どういう生活をしていたら できやすいのか、何かヒントが欲しくて ネットを見ても、つぐみの神経は すり減るばかり…。
そんな時、つぐみと同じ治療をした経験を持つ 石橋さんが、アヤさんという女性を 紹介してくれました。
もうすぐ40歳になる アヤさんは、不妊治療を初めて 5年。ツラく苦しい気持ちを つぐみに打ち明けてくれます。
「もうね だんだん、二人のためにとか 彼の子供が欲しいとか そういう問題じゃなくなってくるのよ、
これだけ投資して 時間も費やしてきたのに 「できませんでした」「無駄でした」って あり得ない、
私は 形が！！ 結果が欲しいの！！」
（アヤさんの気持ちが 分かる……、2回経験して 思った 治療が失敗に終わった この虚しさは 私は妊娠でしか癒やせないと感じてしまう）
（人には 色々な事情があるんだ… 私は 2回くらいで へこたれて……、
私の状況が なにか変わったわけじゃない だけど 同じ苦しさを分かりあえる人と話すと やっぱり 気持ちが楽になる、
アヤさんのような 治療に対する考え方もあるんだな、あの力強さを見て 私もパワーをもらえた気がする こんな出会いをくれた 石橋さんに感謝だ、
私も 頑張ろう）
前向きに、ネガティブな気持ちに とらわれないようにして、3回目の治療に挑んだ つぐみ。その結果は――――！？！
不安や焦りばかりが募っていく つぐみの姿に、とても 切なくなってしまいました…。
しかし、樹の支え、アヤさんとの出会い、そして お母さんの優しさのおかげで、つぐみは 治療の苦しみに負けなかったし、たくさんの努力が 報われてくれたのですね ^_^。
とはいえ まだ安心はできないみたいだけど、つぐみと樹の 幸せそうな顔を見る事ができて、ホッとしました。
どうか、未来へ ひろがってほしい、という つぐみの願いが、このまま 無事に叶ってほしいです…！！！
続きが気になりますね。9月号の第48話を 早く読みたくて仕方ありません。
