もくじ
蓮住荘のさんかく、11話&12話 感想
※ネタバレ注意です※
ARIA 1月号 蓮住荘のさんかく、11話 感想
雨村くんの独白…的な回でしたね。雨村くんの過去、そして麻子のことを どう思っているのか、でも やっぱり蛍ちゃんに遠慮しているのか…、そういったことが一気に見えてきて、とても印象に残るシーンの連続でした。
「向いてない」と言われてモデルの仕事を やめたことも、やめたら逆恨みされた上に しんどい思いをして“誰も俺を知らない場所”に逃げたことも、雨村くんは何も悪くないし 自分のことを嫌いになる必要なんて、どこにも なかったんですよね…。
だけど 雨村くんが自分を否定してしまう気持ちも良く分かって、だからこそ、麻子が 雨村くんを救ってくれていたということに嬉しくなります ^_^。
(俺は、あいつが好きなんだ)
そう自覚はあっても、すぐに雨村くんの頭の中には 蛍ちゃんの姿が浮かんでいて、そして目をつむっていたことから、雨村くんは 麻子のことを諦めようとしてるんだろうな…なんて気がしました。
麻子と蛍ちゃんのデート、まさかの墓地とは そりゃビックリですよね!!!
しかし たしかに、墓地周辺のノスタルジックな雰囲気、海も近いし 写真を撮るにはピッタリかも。
カメラを持てば夢中になるところが やっぱり麻子らしいけど、もちろん蛍ちゃんと“つき合う”ことに違和感を感じてるのでしょうね。
蛍ちゃんの“変わらなさ”に安心し、逆に 雨村くんとは距離が遠くなったこと…は寂しく感じているのでは >_<。
そして そんな麻子の気持ちを、蛍ちゃんも分かっているんだろうな、と思います。
「嫌がることはしないって いったけど、どこまでならいい?」「どこまでなら、許してくれる?」
キスされそうになっても麻子は 何も言えなくて、「冗談だよ」と笑う蛍ちゃんが とても切なかったけれど、やっぱり麻子の気持ちを無視できない、そんな蛍ちゃんが すごく好きだなぁ、とも思いました。
蓮住荘に帰ると 蛍ちゃんから、雨村くんと麻子に「話 する?」って言ったことは意外な展開ですが、蛍ちゃんも 顔色が悪い雨村くんのこと心配なんでしょうね??
雨村くんに届いた手紙の内容が気になりますし、次回が早く読みたいです…!
ARIA 2月号 蓮住荘のさんかく、12話 感想
雨村くんが子役モデルだったことを、本人から言われて 初めて知った麻子が「本人が話さないことを、勝手に探るのって失礼じゃない…?」とサラッと言えるところが、麻子の魅力ですもんね *^▽^*
そして、あの手紙が元ストーカーからのものだったとは、ビックリしました。
やっぱり、雨村くんにとっては 思い出したくもない出来事のはずだし、「できることなら直接会って謝罪がしたい」と伝えられても、良い気分はしませんよね…。
蛍ちゃんが「自分が楽になりたいだけでしょ」って言葉、間違ってはいないと思います。
そういう否定的な意見もあると分かった上で、麻子の優しい意見を聞けたからこそ、雨宮くんは しっかり過去と向き合えたのではないでしょうか?
ちゃんと、蛍ちゃんが聞いてくれたことにも 意味はあったと思うし、雨村くんも本心で感謝していると思います。
「…私は、会ってみても いいと思う、雨村くんが今 そうやって顔をかくしてるのは、雨村くんの中で区切りがついてないからでしょ?」
「向き合うことで すっきりできるなら その方がいいし、時間の経過で乗り越えられるなら それでもいい、雨村くんが辛くない方を選べばいいと思う」
考えた結果、会うことを決めた雨村くんは、そう決めた時から すでにスッキリとした気持ちになっていたかもしれませんね。
もちろん不安はあったでしょうから、相手と対面しても 大丈夫そうで、読んでいる こちらもホッとしました ^_^。
ちゃんと向き合い、下を向くのは やめた雨宮くん。麻子への気持ちにも ここから逃げずに向き合ってくれると思います。
同時に、麻子も 雨村くんのことが好きだと、自分の気持ちに気づいてくれて ドキドキしました *≧▽≦*
だけど、そんな麻子の後ろで 目を閉じている蛍ちゃんが切ないです…。まるで すべて悟っているように見えます T_T。
麻子と雨村くんの関係、麻子と蛍ちゃんの関係、どうなっていくのか どちらも気になって仕方ありません!!!
次号はお休みとのことで、4月号の13話が待ち遠しいです。