執事たちの沈黙 37話 10巻ネタバレ注意

投稿日：2019年6月25日

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Cheese!(チーズ)　8月号　執事たちの沈黙、37話　感想

※ネタバレ注意です※

お掃除中の事故で、和己にとんでもなく芸術的なたんこぶが…！！！ ^▽^；

そうなったのは椿のせい――とは言えないけど、倉庫部屋の椿の私物で痛い目に遭う和己を見ていると、やっぱり執事って大変だなぁって思います(笑)

完全に気を失って夢の世界に旅立ってしまった和己。昔々の夏、初めて泉川家に来た日の事を、夢で見ているのですね。

まさか、次々と4人も家政婦さんを辞めさせるほど、当時の椿はモンスターだったとは @_@；

社長の命令で 5人目の娘の世話係として、渋々やって来た和己と、新しい家政婦を追い出そうとする椿。

想像していた以上にヒドイ出会い方でしたね(笑)

牛乳かけられたと思ったら「へんなかお！！」なんて言われて、最初から椿に困らされてた和己だけど、あっという間に扱いを心得るところは、当時からやっぱりスゴイです！

そして、「わりぃけどおまえの言うことは聞かねぇよ、俺の雇用主は、クソ社長だからな！」なんて、小さな女の子に言うとはやはりクズ… ^_^；

臨休30万の仕事内容としては楽だと感じていたのだし、普通社長の娘さんに対して「おまえ」とか「チビ」とか言えないはずだけど、家には幼い椿しかいないから思いっきり素だなぁ。

この当時のこと、椿はほとんど覚えてないのでしょうね。

出会ったばかりなのに、椿が大人を困らせるのは理由がある、椿には言いたくても言えない事がある、と見抜いていた和己は、椿にとって最初からいちばんの理解者だったのかも。

しかも、幼いながらに和己に恋心を抱いちゃったのかも？＊≧▽≦＊

そうなると、高校生になった椿が “歳三” に心を奪われてしまったのは、けっこう自然な事だったのかな、なんて思いました！

一緒にいたいのはパパとママなのに、家政婦がいたらずっと帰ってきてくれない、という椿の涙ながらの訴えには、切なくなりますね >_<。

パパとママに早く帰ってきてもらうためにはどうしたらいいか、必死に考えたその結果、椿にできるのは次々と家政婦を追い出す事だけだったのでしょうね…。

でも、和己が来てくれたから間違いに気づけた椿。本当に、とってもいい子です ^▽^。

「…ずっとひとりで　がんばってたんだな、さみしかったな　椿、えらかったな」

「でもな、おまえが家政婦をクビにしてもパパたちが帰ってこれるわけじゃねぇんだ、わかるな？」

「おまえがいい子だから　今日くらいは俺がずっとそばにいてやるよ」

「…しょうがないわね、とくべつに、きょうからわたしのシツジにしてあげる」

当時椿が大好きだったアニメが影響して、和己は「執事」になったの！？！

椿の世話を見るだけならジャージでいいのに、椿の趣味に合わる事になったからクズの執事が誕生する事になったとは、面白い！！！ ≧▽≦

そして、椿が和己を気に入ったから、椿お嬢様のそばにはいつも執事がいるようになったのですね！

和己にどんなに言いたい事があっても、クソモンペ社長には抗えなかったのでしょう(笑)

さて、今回はほぼ丸々和己の回想だったので、ちっちゃい椿の可愛さにキュンキュンしながら、番外編感覚で読んでいたのですが…、最後に大波乱を呼び起こす展開が待っていましたね…！ @_@；

ついに、角砂糖カオル先生の正体を和己が知る時！？！　一体どうなっちゃうのでしょうね、次回が気になります！！！