海深は双子の妹の存在と死、山口の素性がわかり、関係を続けることができなくなって…。ふたりは最後にもう一度、海深が住んでいた家に行き、記憶の断片を探すことに――。
第18話|心の鍵
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「何を思い出しても、何がわかっても、この日記に何が書いてあっても、きっと、私たちはもう、戻れないんだよね、山口くん。一緒に来てくれて ありがとう。私ぜったいに自分で開けるから」
朝が来るまえに、山口くんは いなくなってた。
「ウミ、ネコ」
(べつに、もともと一人で来るつもりだったし)
それを、そっちが勝手についてきて、また期待させて、でも もうダメで。わかってたけど
「ばかみた……」
もくじ
4巻18話|BE・LOVE 2024年10月号
ついに見つけた手がかり 空美の日記の中身は――?
次回19話は12月号
4巻17話|BE・LOVE 2024年9月号
高2のときに事故にあい、眠り続けていた海深は16年ぶりに目覚める。同じ高校の山口と恋人同士になるが、山口は自分の父が事故と双子に関係があったことを知り複雑な気持ちに。海深もまた双子の妹の存在と死、山口の素性がわかり混乱するが――!?
第17話|鍵
山口は周先生の息子! DNA検査の結果も出て……!?
「海深は 「好き」って言ってくれたけど、それは本当に俺のことを好きなのか、それとも重ねてるだけなのかも ……て考えないの?」
疑ってるわけじゃない、でも
「重ねるって…… 山口くんと周先生を? そんなわけな…」
「俺が無理なんだよ。ごめん、もう一緒にいられない」
次回18話は10月号
4巻16話|BE・LOVE 2024年8月号
第16話|消せない亡霊
ガラスに映る姿が過去の記憶とつながって――?
「加賀谷先生、「あまね」って誰ですか?」
「君さ、本気で覚えてないわけ? 君たちの事故の時、笹本空美と一緒に死んだ男だろ?」
え……
「てか、俺のほうこと聞きたいんだけど、周先生とつきあってたのって、もしかして君のほうだったの?」
え……、つき、あ……?
次回17話は9月号、ついに知る残酷な真実――!!
4巻15話|BE・LOVE 2024年6月号
山口は消えた「海深」を取り戻そうとアパートに連れてきて、やがて二人は愛し合うように。だが17年前の新聞記事を見た山口は、父が双子と関係を持っていると知り……。
第15話|兄妹の可能性
愛し合う山口と海深―― 父と双子の関係は!? 希実と自分は異母兄弟……? 隠しつづけてきた嘘が暴かれる!
「認めたくねーのわかるけどな、このままでいいわけがないだろ。頼む」
「……いーよ、検査したげる。そのかわりキスして」
「あほか、兄妹かもって言ってんのに」
「……」
「ごめん」
こんなの、望んでなかったのに……。
「好きだったん………」
次回16話は8月号
4巻14話|BE・LOVE 2024年5月号
大切な人を失ったことを思い出したショックで感情のない人形のようになってしまった海深。山口との奇妙な共同生活は、ふたりの距離を縮めさせて――!?
第14話|血の繋がり
はじめての体験、はじめての朝――?
「けど…もしそうだとしたら、事故の時、この子も空美と一緒に死んじゃったのかも…」
子どもも死んだ…?そうなのか?
“だってあたし知ってるし、あのエコーの子が誰なのか”
“だとしたら父親は?”
“正直どーでもいいや、どーせろくでもない男だろうし”
もしも、生きていたら……?
次回15話は6月号、深まる謎に魅入られる。誰にも言えない秘密がまだある…!山口と希美、そして海深との関係は!? 父と自分が笹本姉妹と深く関係していることがわかった山口。海深への愛は徐々に変わってゆき…!?
3巻13話|BE・LOVE 2024年4月号
失った記憶を取り戻そうとする海深は、かつて自分が住んでいた家を山口と一緒に訪れ、双子の妹「空美」を目覚めさせてしまう。「海深」を取り戻そうとする山口は海深を自分のアパートに保護するが、部屋にある絵を見て取り乱す姿を眺めるうちに、幼いころ亡くなった父のことを思い出して!?
第13話|17年前の事故
幼いころの父の記憶…なぜあの女性が!?
記憶の中で見た見た顔がこの顔と同じ気がするだけで、確証は持てない。でもこの絵を見て、泣き出したのは確かだ。
“先生………”
あれは、空美と海深、どっちだ?
次回14話は5月号
3巻12話|BE・LOVE 2024年2月号
高2のときに事故にあい、眠り続けていた海深は16年ぶりに目覚める。事故前の記憶を取り戻そうとする海深は、スクーリングを利用してかつて自分が住んでいた家を山口とともに訪れる。しかし取り戻した記憶の断片は、双子の妹「空美」を目覚めさせてしまい、山口は海深を取り戻そうと自分の部屋に連れ込むが!?
第12話|心臓の音
その絵を目にした途端、空美の様子が一変し…!?
間違いない、これは海深だ。
“まえに…会ったことある?”
あのとき、俺もなぜか初めて会った気がしなかった。それは、この絵の中の少女と重なったから?それとも…もし本当に俺たちが、一度 会っているのだとしたら。
次回13話は4月号