つまり好きって言いたいんだけど、 1話 1巻ネタバレ注意

投稿日：2019年6月10日更新日：2020年1月20日

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プチコミック 7月号　つまり好きって言いたんだけど、、Act.01　感想

※ネタバレ注意です※

（私の頭の中の『もう一人の自分』はいつも強くて負けなくて、いじめられてばかりの気弱な私と大違いで、

できることなら、ずっとずっとそんな私を演じていたかったのだけど…）

子どもの頃は、いじめられてばかりの気弱な女の子だった、冴島千歳。

しかし、芸能事務所でマネージャー職をやっている 25歳の現在では、担当のタレントから「怖い」と言われるような、気弱とは正反対の女性に成長していました。

（役者になれるものならなりたかったけど残念ながら私にその才能はなく…　だけど業界の端っこにいる内にいつの間にかこうなった、

けれどある意味私の夢は叶ったのだ、いじめられない私強くて誰にも負けない私になりたかった夢は、

ただ望んでた形とちがってただけで）

（そういつの間にか護身術まで身につけてしまって　この雰囲気と相まって今の私を「いじめる」人はもういない）

（怖いと言われる雰囲気も護身術も本当に欲しかったものじゃない、だけど人よりトロかった私はこうなるしかなかった、

…そういえばいじめてたあいつらは今……、…まどうでもいいか）

ある日、千歳は上司から担当替えを命じられました。理由は詳しく聞いてないけど「藤代瀬那」から冴島ちゃんをつけてくれという指名があった、とのこと。

藤代瀬那は、事務所の今のトップ俳優。今まではベテランの方が彼についていたはずなのに、突然まだ若手の自分が引き継ぐ事になり驚きを隠せない千歳です。

しかも、瀬那の私生活は女関係がよろしくない、という噂も耳にしていて――

（でも　彼の「仕事」は私の理想そのものだった　どうしたって見てる人をひきつけてしまう「華」　私が望んで得られなかったもの…）

瀬那のマネージャーを勤め始めた千歳は、やはり彼の女関係の事で頭を悩ませます…。

仕事はマジメだけど、私生活はだらしがない瀬那。千歳はすぐに疲れが溜まってしまいました。

そんなある日、瀬那を逆恨みした男が瀬那に殴りかかってきたのです…！

咄嗟に瀬那を助けた千歳でしたが、反撃され倒れそうに――

「……ちーちゃん！！」

思わず叫んだ瀬那の「ちーちゃん」とは、千歳が幼稚園の頃の呼び名で――――！？！

つい昔の呼び名で呼んでしまうほど、「藤代瀬那」こと本名「不二宗純」は、千歳のことをずーっと覚えていて気にしていた、のですよね…？

子どもの頃、中心となって千歳をいじめていた事、すごく後悔しているのではないでしょうか。

本名やいじめっ子だった過去を隠したいというだけで、わざわざ千歳をマネージャーに指名したとは思えません。

タレントとマネージャーの関係の2人が、これからどのような恋物語を繰り広げていくのか、めちゃくちゃ楽しみです！！！＊^_^＊