えすとえむ先生の連載作品「うどんの女(ひと)」の最新話が読めるフィール・ヤングは、毎月8日に発売です
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もくじ
32話 4巻 FEEL YOUNG 2024年12月号
出版社 祥伝社/2024年11月8日 発売
おやすみのキスを今夜も ~年下くんと溺愛ルームシェア~ / 1巻 -今だけ無料-
2022年7月14日まで
「志穂ちゃんが いけないんだよ?」
「ゆ うり…ちゃん?」
『どうして』
『こんなことになっちゃったの…――』
「おかえり 今日遅かった ね…」
「志穂 ごめん」
『こうして 大好きな友達との5年のルームシェアは』
「私 来月から京都に転勤になったわ」
「えっ!?」
『突如 解散になりました』
〔で〕
〔アンタは どうするの?〕
「うーん どうしようかなぁ…」
「一人で住むには家賃も高いし 部屋も余るし」
〔あ!!〕
「ビ ビックリしたぁ~ なに お母さん」
〔そう言えば 祐李ちゃんのこと覚えてる?〕
「ゆ 祐李…?」
〔アンタが小さい頃 何度か遊んだじゃない! はとこの祐李!〕
『あ… そういえば そんな女の子がいたな』
〈しほちゃぁん〉
『「しほちゃんが いちばん すき!」』
「もう15年以上まえのことだし 会ってたのは小さい頃でしょ すっかり忘れてたよ」
〔その祐李ちゃんがね〕
〔都内で就職が決まったから 部屋探してるみたいなの〕
(まさか…)
〔アンタ一緒に住めばいいじゃない!!〕
『や やっぱり――!!』
「でもさ そんな久々に会う人と むこうが」
〔大丈夫よ! 今だって祐李ちゃん アンタのこと大好きだし ちょっと後で連絡しておくから!〕
「わかった…」
《次の日》
[ぜひお願いしますって!♥ 来週に荷物送るって言ってるから 準備よろしくね!]
[あとで祐李ちゃんの連絡先教えるね~!]
「早い!!」
「そうと決まったら 家 片付けなくちゃ」
「なんかちょっと緊張してきた…」
『でも きっと』
『キレイになってるんだろうなぁ』
『この時 私は想像もしていなかったのです』
ピンポーン…
「は――い!!」
『まさか “祐李ちゃん”が』
「志穂ちゃん 久しぶり 17年振りにとかになるよね?」
『男の子だったなんて』
「今日から お世話になります」
「ちょ ちょっとだけ 待っててもらえますか」
「え!?」
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