Sho-Comi ショウコミ 15号 ういらぶ。、53話 感想
※ネタバレ注意です※
ついにルリさんがオーストラリアに行ってしまう日…!
蛍太の諦めたような顔が切なかったけれど、だからこそ凛のおかげで蛍太の気持ちが変わったことにジーンとする展開でした。
「………見送り、行かなくていーのかよ」
そう言い出してくれたのは凛ですし、ルリさんが別れ際に「take it easy」という言葉を選んだ理由を教えてくれたのも凛!
すごい すごい!!!今回ばかりはドヤ顔にも腹が立ちません(笑)
これまで何度も蛍太に背中を押してもらってきた凛ですが、今回は凛が蛍太の背中を押して、恩返しができたって言えるかもしれませんね ^_^。
蛍太をルリさんの見送りに間に合わせるため 一生懸命になってくれた幼なじみの友情は、とても嬉しくて感動しますが、一方でミカちゃんの涙は ものすごく切なかった…。
「……あんな必死になっちゃってさ、今の蛍太さん ミカのイメージと違うし~~~~……っ」
強がって そんな風に言ってしまうところが、ミカちゃんらしいですね…。
蛍太の必死な姿を見て、それはルリさんに会うためだってことをミカちゃんは多分 気がついて、だから失恋したことを認めるしかないなんて、あまりに悲しい恋の終わりだと感じます >_<。
それでも、泣いているミカちゃんの側には心配そうに見守ってくれる友達が沢山いてくれたので、それは とても嬉しいことだなぁと思いました。
4人でバス停まで走るシーンでは、みんなに追いつけなくなってしまっても諦めずに立ち上がろうとした優羽の強さ、だけど1人で無理しなくてもいいことを教えてくれた凛、2人の絆が深まっていくところにグッときます ^_^。
優羽を抱っこしてくれる凛が かっこよすぎますね!!!
まだ寂しい気持ちを消化できずにいた優羽は、全部 凛に打ち明けることができて良かった…!
「………はぁ?高校卒業したって どこにも行かねーぞ 俺?」
これまでの優羽の不安な気持ちを考えると、拍子抜けしちゃう凛の言葉と表情でしたね(笑)
遠い大学だとしても意地でも通う!と言う凛に、安心するような 笑っちゃうような ≧▽≦
無事に優羽の不安が取り除かれていくのに、「やっぱクズだな」って凛の毒舌は いつもの調子だけど、「――――……だけど俺は、そんな お前が隣にいないと、1日だって生きていけねー人間なんだよ」なんて言えるようになったのは凛の成長ですね ^▽^。
「いいか?これからは “俺と離れる”なんて妄想するだけでも許さねーぞ、一瞬でも俺から離れんな!」
優羽の涙が 嬉し涙になって、そして2人で走り出す姿が本当にステキでした!!!
蛍太がルリさんの見送りに間に合えたことは ものすごく嬉しかったです!
2人の姿を見守る暦ちゃんの優しい顔にジーンとしました ^_^。
「…みんなが背中 押してくれなかったら、僕 今日 ここにいなかった、……必ず オーストラリアに会いに行きますって 伝えられたよ」
しっかりと抱き合っていた蛍太とルリさんは、無事に両想いになれたってことですよね!*≧▽≦*
たとえ遠いところにいたとしても 好きな人の存在と、優しい幼なじみの存在で、蛍太に笑顔が戻ってくれて とても安心しました。
優羽と凛の絆も強まったところですが、しかし最後の波乱でしょうか…!?!
お父さんの転勤となれば、たしかに家族3人で移ることが望ましいとは思いますが…、でも せっかく“凛と離れなくてもいい”という安心感を手に入れた直後だったのに、すぐ離ればなれなんて寂しすぎますね >_<。
とはいえ、お父さんとお母さんとしては、優羽を1人で残すことなんて心配でできない気持ちも分かりますし…。
一体どうなってしまうのでしょう!?!@_@;
いよいよ次回で最終回、どんな結末になるのか ものすごく気になります!!!