もくじ
34話 9巻 姉フレンド 54号
今回の個人的 注目シーン――――！？
匠の元カノ・紗智の暴露によって たっくんに隠し子がいることが発覚！！
…って、そんなの絶対 ウソですよね 
紗智の目的は たっくんと八重の幸せを壊すこと、なのでしょうか？ たっくんに まだ未練があるのか、それとも たっくんのこと恨んでる？？
紗智「――――ほんとは言わないほうがいいのかもだけど」
「見て…これ…」
「金沢にいる友達の子なんだけど…」
八重「へえ かわいいね」
紗智「…目元とか誰かに似てると思わない？」
八重（え…）
紗智「ちょうど５年前くらい… 友達…その子のママは 匠と付き合ってたわけじゃないんだけど…ね…」
『 匠 “東京出てからも た――っくさんの女見たし” 』
八重 ドクン ドクン
紗智「匠に結婚願望がないのをその子は知ってて」
「匠には言わずに １人で…」
「もちろん匠は 今も知らない」
「だけど将来 この子が父親に会いたいって 言い出すことも あると思って」
「よけいなお世話だったらごめんね でも心構えはあったほうがいいと思って」
「あ ごめん もう時間が… 先に出ちゃうね」
『出版社 講談社／時名きうい さん』
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33話 9巻 姉フレンド 53号
今回の個人的 超オススメ注目シーン…
八重のご両親にピシッと挨拶する たっくんの誠実さ かっこよすぎだし、思い出の場所で 八重への昔からの一途な想いを打ち明ける たっくんのピュアさ、めちゃくちゃキュンとくるし 感動でジーンとする！！
ヤバイですね 今回、過去一 神回！！！！
匠「――――でも当時のオレはそれが精一杯だったんだな 本当は」
「オマエがいたから わざわざ駆けつけたのに」
八重（え）
匠「周りには結構バレてたと思うけどな それに勘づいた当時の彼女にも 翌日フラれるし」
「気づいてないの 案外オマエくらいだよ」
八重「え！？」
匠「わ――――当時のオレ かわいそ――――」
八重「だだだって たっくん ず――っと途切れず 彼女いたじゃん」 あわわ
匠「うん そう 好奇心と性欲には 勝てなかったし たとえオマエと当時 付き合えてたとしても 確実に泣かしてた」
「東京出てからも た――――っくさんの女みたし 充実しててオマエのこと すっかり忘れてたし」
八重「え 私 今何 聞かされてるの」
匠「でも」
「結局オレには オマエなんだな」
ぐっ
「やっと やっと 実ったわ」
「オレの初恋」
八重（知らなかった 気づかなかった）
（たっくんのこんなにピュアな想いに）
（知った今）
（あの頃のたっくんのぶんも 一緒に大切にするね）
「不束者ですが よろしくお願いします」
『出版社 講談社／時名きうい さん』