別冊花とゆめ 5月号 嘘解きレトリック、最終話 感想
※ネタバレ注意です※
雅さんに頼まれた仕事の帰りに、大きな繁華街へと寄った 鹿乃子と左右馬先生。
そこで鹿乃子の旧友 君ちゃんと再会したのです。
君ちゃんは、鹿乃子の力を頼って 鹿乃子を探していました。
結婚相手が 自分と添い遂げるかどうか、確かめたい と話す君ちゃん。
しかし、それは 鹿乃子の力では分かりません。
感情的になってしまう君ちゃんですが、左右馬先生の説得によって 冷静になり、帰っていきます。
鹿乃子の力を理解し 謝罪の言葉を残していきました。
左右馬先生に「ずっとずっと好きです」と伝えた鹿乃子。
「僕も、鹿乃子くんが好きですよ、ずっと、これからも」「こうして、たくさんの「今のホントウ」をつなげて、ずっと一緒に 幸せでいましょう」
2人の言葉に 嘘はなく、その後も ずっと、ウソになることは なかったのです――――
ついに最終回…! 巻頭カラーが レトロで鮮やかで、とってもステキでした!*^▽^*
君ちゃんが登場し 鹿乃子に「ごめん」と言ってくれたことで、鹿乃子の過去の苦しみが また少し、軽くなってくれた気がします。
それは 君ちゃんの気持ちを変えてくれた、左右馬先生のおかげですね!
嘘は分かるけど、何が変わるか 変わらないかは分からない鹿乃子が、今の気持ちを まっすぐに先生に伝え、先生も応えてくれていることに すごく嬉しくなりました ^_^。
鹿乃子と先生の気持ちは ずっと変わらず、ずっと一緒に ずっと幸せに過ごしていくのですね。
「好き」という言葉に「僕も」と返事をしてくれていた時は、先生の中に恋愛感情があるのか 少し微妙に感じましたが、異性として好きじゃないと「ずっと一緒に 幸せでいましょう」とは言えませんから、2人の関係は ここから変わっていったんだなぁ、と思えました!
だけど、恋愛メインのストーリーではなかったので、少しだけ曖昧な印象で終えてるところが この作品らしいなぁ、なんて 私は感じて、すごく好きです *^_^*
これからも 鹿乃子と左右馬先生の活躍は続いていくことが、しっかりと分かるラストだったことも嬉しいですね。