※ネタバレ注意です※
修学旅行中の真琴は、安孫子と帰ってきたところを怜太に見られて抱き締められてしまいます。
抱き締められ幼馴染みの怜太を男なんだと意識した真琴に、怜太は今の関係を変えたいと言いますが、真琴は変わりたくないと拒否し、きまずいまま修学旅行は進んでいきます。
帰りの新幹線で、真琴が「大事だから付き合えない、付き合ってるフリもやめよう」と言い出し狼狽える怜太に、真琴はさらに「すきな人がいる」と嘘をついてしまいます。
真琴の好きな人を気にしつつ、「大事だから付き合えない」の意味を考える怜太は、「俺を好きじゃないのか確かめる」と言い触れるか触れないかの距離まで迫り、真琴の反応で自分を好きなことを確信します。
同時に気持ちを自覚した真琴は、早く他に好きな人を作ろうとバイト中も挙動不審になってしまいます。
それを見ていた安孫子に「俺と付き合ってるフリする?」と言われ、怜太から逃げるために了承してしまいます。
それを知った怜太は「俺を好きだと認めるまで待ってやる!!」と宣言し、真琴の家に昔のように居座るようになってしまいます。
気の抜けない日々も安孫子に助けられて過ごしていた真琴だが、安孫子がいい人過ぎて心配になります。
実は安孫子は昔すきだった幼馴染みを助けることができなかったのを気にして、もう後悔しないように振る舞っていたのです。
そんな安孫子の一面に和む真琴だったが、ぶつかった拍子に安孫子とキスをしてしまいます。
なにもかも優しく我慢したり人のために行動する安孫子に真琴は「友達なのに祐介のためになにもできない」と素直な気持ちを伝えると、安孫子は「帰りたくなくなった」と真琴の手をつかみました。
今回もエレベーター内、壁ドンならぬ床ドンもどきなど、壁ドンがたくさんありました 書き下ろしでも奇抜な壁ドンを見ることができます。
こんな壁ドンしてたら「壁ドン=武器」なんて発言にもなるかもしれないです。
顔とのギャップが激しいおバカな暴走も炸裂していましたが、優しく受け止めてくれる皆を見ると怜太は愛されていると感じます。
いい人過ぎた安孫子の過去や思い、真琴といる時の表情など安孫子ファンが増える要素が満載でした。
真琴が距離をとろうとしているのに、あの手この手でドキドキさせてくれる怜太はやっぱりちょっとお馬鹿ですがとっても可愛いです。
そんな怜太を他所に安孫子と真琴がどうにかなってしまうのではとハラハラする終わり方です