八寿子おばあさまからの遺産相続によって民泊事業を立て直すことに成功した佐都と健太は、深山家を出て新生活に入る。思ったほどの額を相続できなかった明人のホテル事業は窮地におちいる。明人は弟・大介に、無償では大介のサロンはホテルに入れないと告げる。大介は美保子を脅迫して この危機を乗り越えようとするが、美保子はおろか 父・圭一にまで見捨てられる――。
第75話|非業な通告
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「お義父さま 本当にありがとうございます、こんなに嬉しい日はありません」
――ああ そうだ、これで もう邪魔な人間も 疑ってくる人間も消えた。助かった――。
「実権を握る人間のところには いろんな欲や企みが集まる。お前たちも二度とこんな つけ入られるスキを与えるな」
「はい!!」
「ああ 最高だわ、今日は飲むわよ 明人さん」
「うん!」
これからは何もかもスムーズにいく。とうとう無敵だ――。
もくじ
18巻75話|Kiss 2025年3月号
新たな人生を歩みはじめた久美。しかし、深山家の呪縛からは逃れられなくて……。2025年もバトルは止まず!!!!
『3月号のこやまゆかり先生のコメント:明けましておめでとうございます。今年の目標は物干し&猫の遊び場と化したウォーキングマシンを再起動させることです。仕事と体力作り、頑張ります!』
次回76話は4月号
18巻74話|Kiss 2025年2月号
深山家を追放された佐都と健太。民泊事業も窮地におちいるが、持ち前のド根性で踏ん張る二人。そんな中、八寿子おばあさまが白寿の会の途中で静かに息を引き取る。彼女は一族に遺言書を残していた。遺産は健太と佐都にも分配されることに。事業を立て直すことに成功した二人は、深山家を出て新生活に入る――。
第74話|明日なき脅迫
変貌した深山家を訪れる「ある男」――。新たな争い勃発の予感!!!!
「お前のサロンはホテルから完全撤退させる」
「え!?」
「オーナーである私の命令だ。お前は 金輪際 うちのホテルに関わるな」
「な……何で――!?」
「お前は この程度のあやふやな情報で 我々を侮辱するのか。これでDNA鑑定だと!? 恥を知れ!! お前みたいな低レベルの人間の言うことを聞くと思うのか」
「そんな……、実の息子と しょせん他人の嫁の どっちを信じるんだよ」
「お前など息子だと思ったことはない!! 失せろ、今日限りで お前とも絶縁だ」
『2月号のこやまゆかり先生のコメント:「やんごとなき一族」⑰巻が発売中です! どうぞまとめて読んで楽しんでください!』
次回75話は3月号