La・La(ララ) 11 月号 ユキは地獄に堕ちるのか、最終回 感想
※ネタバレ注意です※
天哉の魂を還し全てを終わらせるため、儀式の場に飛び込んだユキ・秋羅・呉葉・真夏斗。
しかし春花は、自身の想いは報われないのに命までかける事を躊躇していました。
そこに現れた外道によってさらに追いつめられる春花ですが、ユキたちもまた、春花が儀式の場にいないことでピンチに陥ります。
それでも春花は、ユキと一緒に生きたいだけという気持ちを思い出し、儀式の場へと飛び込むことができました。
5人が揃い、ついに最後の儀式が始まります。
無事に儀式は成功し、天哉の魂はあの世へ送られ、他の5人の宿命も終わりを告げました。
そして7年後、大人になった5人はそれぞれの生活を過ごしています。
古民家カフェを営むユキ、真夏斗と夫婦になり母となった呉葉、村役場で働き村おこし計画を頑張る真夏斗、村おこしの一環として戦えるゆるキャラ・エンマくんに扮する秋羅、そして春花は民族学の研究のために六辻村を出ていました。
ユキは、ここに天哉がいない事を分かっていながらも、お墓の前で天哉に語りかけます。
もう一度地獄に堕ちる覚悟はできていること、天哉の未来を奪ってしまったことの謝罪、最後に「大好きだったよ」と・・・。
後悔や反省を積み重ね、改めて感じる大事な人たちの温かさ。
生きる意味も幸せの価値も変わってしまったけれど、ユキはこの命を大事に生きることを決意していました。
そうして歩くユキを見て、微笑む少年の姿が――――
終わってしまいましたね、淋しいです!>_<。
ユキは誰とも結ばれずこのまま天哉を想い続けていく、たとえ地獄に堕ちても・・・、そんな気がします。
切ないエンディングでしたが、ラストの少年・・・あの子の表情は天哉そのものですよね。
ユキたちのおかげで魂が解放され、生まれ変わったのだとしたら――――
物悲しさと、未来への希望の両方を感じる結末だったと思います。
それにしてもですね、大人秋羅のかっこよさに思考が止まりました・・・!!!(笑)
あまりのイケメン具合に度々にやついてしまいます *≧▽≦*
秋羅もまた、天哉と決着をつけられなかった後悔を抱え、ユキだけを想い続けてこの先を過ごしていくような気がしました。
天哉のお墓の前で佇むユキを穏やかな笑顔で見守る秋羅は切ないですが、それが秋羅の幸せの形なのかなぁ・・・と・・・。
一方、村を飛び出した春花は、ステキな出会いなんかがあったりして欲しいですね!
長い間、誰よりも苦しんだ春花ですから、心から落ち着ける幸せを手に入れてもいいと思います。
それでも、ユキを大切に想う気持ちは変わることはないでしょうけどね ^_^。
そして呉葉と真夏斗は幸せそうで何より!!!
真夏斗の分身のような三つ子の男の子、呉葉にそっくりの双子の女の子、さらにお腹の中に6人目の命が誕生してるってことですね!?!
すごい!たしかに人口増加に貢献してると言っていいと思います!*^0^*
ついに完結した『ユキは地獄に堕ちるのか』、最後のカラーはグッとくるものがありました。
ユキの口癖はこれからもずっと忘れないと思います。