デザート 8月号 絶対にときめいてはいけない！、第17話 感想
※ネタバレ注意です※
楓にキスをされた サクラは、ビックリして 逃げてしまいました。
翌朝、あれは どういう意味なのか、楓は もしかして 私の事が好きなのか、考えても 当然 分からず、楓を避けようとしてしまう サクラ。
そんな中、楓の兄・葵が 家に来ていたのです。
葵は、財布も 下宿先の鍵も 失くしてしまい、父にお金を借りるため 来ていました。
下宿先の大家さんも 旅行中でいないらしく、まだ学生の葵を心配した サクラの母が「葵くんは しばらく うちにいらっしゃい」と言ったため、あれよあれよという間に 葵が泊まっていく事が決定します。
家の中で 楓と2人になり、サクラは キスの事を聞いてみようとするけれど、楓も その事で 何か言おうとしているようで――
（うわああ 怖い、気になるけど なにか言われるのも すごい怖い！！）
「昨日は ごめん、さくらの気持ちも考えずに 俺 最低だった、けど 困らせるの わかってるけど、俺――――」
ところが、葵が来たため 話は中断。続きは 葵が帰ったら話す、とサクラに伝えた 楓でした。
（び …っくりした――――！ 好きって言われるのかと思った！ いや そうと決まったわけじゃないけど でも ねえ あんな（キスまでして）、
だけど本当に そう言われたら どうしよう あたし どうしたいんだろう、
そもそも あたし 楓のこと どう思ってるの？）
サクラは 楓にキスされた事を、“嫌じゃなかった” と気づきますが、この思考は まずい！ と焦り、考えないようにしますが…？
家に居づらくて、波多野くんからの「初詣 行かない？」という誘いに乗っかった サクラ。
すると 待ち合わせ場所に向かう途中、バイトに行くところだという葵に 声をかけられました。
話の流れで、これから会う男の子の友達には 楓との噂をなくすために “付き合ってるフリ”をしてもらっている、という事情を すべて、サクラは 葵に打ち明けます。
「でもそいつ 君のこと好きなんじゃない？」
「それは ないです まえに ふられてるし」
「好きじゃなきゃ そこまでしないよ 俺がその男だったら 間違いなく好きだよ」
葵に「さくらちゃんは 好きなやつ いないの？」と聞かれても、「わからないです」と答える サクラですが、「じゃあ 気になるやつは？」と問われると、楓を思い浮かべました。
黙ってしまうサクラを見て、「――――あいつも 前途多難だな」と呟く 葵。
「あと やっぱり 今から会う彼 絶対 君のこと好きだよ、俺 そういうのは 外さないから」
葵の言葉を 信じたわけではないけれど、サクラは 波多野くんに「好きな人」はいるか、聞いてみます。
すると 波多野くんが「いるよ」と答えたため、サクラは 大慌て。
「えええ いるの？ じゃあ あたしと付き合ってるフリしてるの まずくない！？」「どうしよう 知ってたら こんなこと 頼まなかったのに、その人 絶対 誤解してるよね」
そして サクラは、「ごめんね なにかあたしに できることない？ あれば協力でも なんでもするよ」と伝えました。
でも 波多野くんは、「大丈夫だよ、俺 全然 いしきされてないから」と言って、すごく自信がなさそうな顔をします…。
そんな波多野くんを励ましたくて、波多野くんは 優しくて良い人だから 自信を持っていいと思う、と話した サクラ。
「さくらちゃんからは 俺ってどう見える？」
「すごく かっこいいと思うよ」
「じゃあ 試させてくれる？」「俺のこと 男として意識してもらえるか どうか、さくらちゃんのこと 抱きしめていい？」
“協力する” と言ってしまったサクラは、結局 拒否できなくて――――！？！
明るくて 恋バナ好きの葵、たしかに 楓とは あんまり似てませんね。
チャラい感じの人ですが、でも 楓の気持ちに すぐ気づいた鋭さと、楓を応援しようとしているのかな？ という姿勢は、やっぱり「お兄ちゃん」なんだなぁ、って感じました ＊^_^＊
さて、波多野くんに抱き締められて、楓とは違う匂いに包まれた さくらに、何か気持ちの変化が出てきたり するでしょうか…？
今後の展開が気になります！ 18話を早く読みたいです！＊>_<＊
