Cheese!(チーズ) 5月号 10万分の1、32話 感想
※ネタバレ注意です※
莉乃と桐谷くんが任された新メニュー、たくさん注文が出てるみたいで良かったです! 頑張った甲斐がありますね!
そちらは一安心したところで、次に莉乃は“とても大きな決断”に向かって 頑張り始めたんだなぁ、と思いました ^_^。
千紘と、千紘のお母さんと、北海道のおばあちゃんに来てもらって、女同士で相談したいこと。桐谷くんとの子供を産みたい、という内容だったことに 最初は驚いたけど、莉乃は“残していけるもの”について考えていたし、何より 女性が愛する人の子供を産みたい、って思うのは 極々自然なことですもんね。
しかし、莉乃にとって 体力があるうちでないと叶わなくなってしまう願いで、できれば卒業して すぐにでも…と焦る気持ちの一方、もし産めたとしても 周りの人に負担をかけることになる…と不安になる気持ち。どちらの気持ちも大きくて 悩んでいたのですね >_<。
たしかに、受験を控えている桐谷くんには まだ話せないし、受験が終わったとしても 言ったら桐谷くんに もっと負担をかけてしまう、みたいに考えちゃう莉乃の気持ちは よく分かりました…。
だからこそ、莉乃のおばあちゃんが とても頼もしくて、嬉しくなります! ^▽^。
相談を聞く前から、莉乃の家の近くでアパートを借りることを決めていた おばあちゃん。
莉乃の両親の結婚を反対した過去、莉乃を産むことに反対した過去を 打ち明けてくれて、諦めずに莉乃を産んだ娘夫婦から 人は「覚悟を決めた途端 強くなれる」「困難を乗り越える強さが身につく」と学んだこと、莉乃に教えてくれたのですよね。
「だから産みなさい、諦めて後悔すると思うなら、覚悟を決められるのなら おばあちゃんは反対はしないわ」
千紘と 千紘のお母さんの後押しもあって、莉乃が(間違ってないんだ、諦めなくていいんだ、欲張っていいんだ)と思えるようになったことが、本当に嬉しかったです ^_^。
見事 医学部に合格した桐谷くんも、莉乃から「私 子供を産みたい、蓮くんとの赤ちゃんが欲しいの」と言われて 大喜びしてくれていて、やっぱり さすがだなぁ、って思いました!!!
桐谷くんなら、「もちろん いいに決まってる」って言ってくれると 分かってましたもん。
「莉乃が 自分から望んでくれたことが嬉しい、オレたちふたりの家族を作っていこうって思ってくれたことが」「一緒に家族を作ろう」
指輪を贈って 改めてプロポーズしてくれた桐谷くん。格好良すぎてキュンキュンします *≧▽≦*
もちろん大変なことも たくさん待っているとは思うけど、莉乃と桐谷くんが 笑顔で新たな挑戦へと歩き始められたことに、とても感動しました。