Cheese!(チーズ) 8月号 10万分の1、35話 感想
※ネタバレ注意です※
美味しいもの いっぱい食べて、4人で思い出づくりの楽しい旅行、絶賛 満喫中ですね *≧▽≦*
ちょっと食べすぎではないかと心配になりますが(笑)
莉乃は 箸を落とす事が増えてしまってるけど、でも そんな時は桐谷くんが “あーん”!
事情を知らない周りの目に 千紘が「む」としてしまう気持ちも よく分かるけど、「仲良しっぽく見えて ちょっと得かな?なんて…」と言える莉乃が すごくステキだと思いました ^_^。
莉乃と桐谷くんはラブラブ、千紘と比名瀬だってラブラブ! 千紘たちも結婚について 何となく考え始めてたって、おかしくはないですもんね。
千紘は恥ずかしがっていたし 全く考えていなかった様子だけど、一方「まぁ 考えてはいるよ」と照れずに言った比名瀬に ちょっとキュンとしちゃいました♥
まずは大学に行って 就職して 自立しないと。どういう仕事に就いても 大勢の人の力になれる自分でありたい。そんなヒーローになりたい。
ハッキリと将来について語れる比名瀬は、本当に本当に 格好良いです!!!
なのに、めちゃくちゃ良いこと言ってるのに、最後に 茶化しちゃうんだもんなぁ(笑)
そんなんだから 梨乃に酷いこと言われちゃうのでは ≧▽≦
千紘も 立派な看護師になる事を目指していて、きっと2人は そうやって競いながら 素晴らしい未来を作っていくのでしょうね。莉乃が
(素敵だな…)と思う気持ち、すごく よく分かりました。
だけど 莉乃は、自分の未来に 不安や疑問ばかり増えてしまっていくから、余計に そう思ったのかもしれませんね…。
食事・呼吸すらも自発的にできなくなった時、一度付けると外す事はできない呼吸器を 付けるかどうか、難しい問題だからこそ 早めに自分の意思を固め、家族と話し合っておく事が必要なんだなぁ…と思いました。
莉乃の意思は“付ける”で、もちろん おじいちゃんも喜んで尊重してくれていたけれど、これで良いんだろうか と悩む莉乃の苦悩は、読んでいて 本当に胸が痛くなります >_<。
(呼吸器を付けて生き続けても 大好きな人たちや 自分の家族のためになるって、私の未来は ここにあるって思ってもいいの? 私…間違ってない?)
旅行の記念に買った 花桃の苗木は「上手く育って10年も経てば 立派な気になる」と教えてもらっても、莉乃の心には 10年後も生きていられるのか?という不安が つきまとい、どうしても涙が出てしまう莉乃を見て、改めて 病気と向き合う難しさが分かった気がしました。
しかも まさか、雨で 星空ナイトツアーが中止になってしまうなんて…!!! と焦ったけど、夜中には キレイな星空が見えるようになってくれて、よかったですね *^▽^*
桐谷くんが「…じゃあさ、オレたちだけでも やろうよ」「真夜中の星空ナイトツアー!」と 発案してくれたおかげ!
涙がこぼれそうになっていた 莉乃のため、桐谷くんは 絶対に諦めたくなかったのだろうなぁ、と思います。
3時に再集合、桐谷くんにおんぶしてもらって 星空を見上げる莉乃が すごく嬉しそうで、なんだか ホッとしました ^_^。
そして 翌日、旅の終わりは、去年 莉乃と桐谷くんが行った あの場所。
2人が植えた ひまわりが咲いていた奇跡を、桐谷くんが言っていたように 莉乃も、「応援してくれてるみたい」って感じてくれたはず。
タイムカプセルを掘り起こして、手紙を読んで、今度は手紙じゃなくて ボイスレコーダーに声で、決意の言葉を残す。桐谷くんは、いつも莉乃の事を いちばんに考えてくれますね。
いずれ喋る事もできなくなる…と 覚悟を決めておかなければいけない莉乃にとって、自分の声で残す、というのは とても大きな意味を持つだろうな、なんて思いました。
決意の証人になってもらう 比名瀬も千紘も、桐谷くんも、思い思いの 立派な決意。特に、桐谷くんが とても前向きで 熱い言葉を残していた事が、印象的です ^▽^。
それから やっぱり、莉乃の決意の言葉に 感動で泣いてしまいました…!!!
「私は…生きます、迷いがあったけど その時がきたら…呼吸器を付けます、まだ 私は誰にも 何も恩返しできていないから…」「大好きな人たちや 将来 産まれる子供のためにも、何より自分のために… 呼吸器を付けます…っ」
「少しでも長く 大好きな みんなの側にいたいから…、まだ大切な人たちと生きていたいから」「だから 生きます…っ」
4人で抱き合い、強く 前へ 生きていく事を誓う。4人の絆が分かって 本当に感動します。
この旅行に、この場所に、この4人で来てくれた事に、なんだか不思議と 感謝の気持ちが湧き上がりました ^_^。
次回で クライマックス目前になるとのことで、一体どんな展開になるのか ものすごく気になります!!!