もくじ
37.5℃の涙、31話( case 18 )&32話( case 19 ) 感想
※ネタバレ注意です※
Cheese!(チーズ) 12月号 37.5℃の涙、31話 ( case 18 ) 感想
ついに桃子と朝比奈さんが両想いになって、ドキドキと幸せいっぱいの展開でしたが、また波乱の予感・・・ですね。
もうすぐ引っ越しすると決めている中で、桃子の隣に越してきたお母さんと息子さん。
働くお母さんにとって、共感できるところも多そうな話だったと思います。
桃子が保育士だと知って、それをいいことに俊平くんを桃子に押し付けていたところがあるのは事実ですけど、申し訳ない気持ちが全くないワケではないんですよね。
昼も夜も働いてものすごい苦労の中で頑張る小向さんが、ネグレクトなんてしていないということは分かりましたけど、だから良かったとはなるハズもなく・・・。
俊平くんがすごく素直ないい子で、お母さんのこと大好きですから愛情不足というのも感じませんが、今の現状は改善してく必要があると桃子が考えるのは当然だと思いました。
本当に頑張っている小向さん・・・、唯一信頼できると思っていた桃子に夜間保育を紹介されたことで、追いつめられていた気持ちが一気に爆発しちゃったのでしょうね T_T。
自分ひとりで頑張んなきゃと張りつめていたところだったせいなのは分かりますが、桃子の優しさが全く伝わらなったのが見ていてとてもツラかったです・・・。
桃子のトラウマを呼び起こさせてしまったり、せっかく芽生えた信頼関係が崩壊しそうになってしまったり、不安なことばかりですけど、いちばんは俊平くんの体調ですね >_<。
お母さんがいない間に悪化することは明か・・・。
でも仕事に行かなきゃいけない、と涙を流す小向さんの心も壊れてしまうのではないかと本当に心配です。
桃子と朝比奈さんが二人を救ってくれることを期待して次号を待ちます!!!
Cheese!(チーズ) 1月号 37.5℃の涙、32話 ( case 19 ) 感想
泣いて謝りながら仕事に向かってしまった小向さん・・・、ダメだということは小向さんだって分かってるんですよね >_<。
手を上げられそうになって、フラッシュバックを起こしてしまった桃子のことも不安でしたが、朝比奈さんがいてくれれば大丈夫!^_^。
トラウマ自体を、朝比奈さんと一緒なら桃子は克服していけるんじゃないかなぁとまで思えました!
それに子どものためなら、途端にめちゃめちゃ勇敢な保育士さんですもんね!!!
窓から飛び出した時はちょっとムチャしすぎ!と思ってハラハラしましたが、そのムチャをしてなかったら俊平くんは最悪の事態になっていたかもしれない・・・、やっぱり病気の子どもを一人にするというのは、絶対にダメなんだと分かりました。
病院の先生も、命を預かる仕事だからこそ思うことがあるのは分かりますが、でもシングルマザーの大変さは全く分かってくれてないですよね・・・。
「仕事と子供・・・、どっちが大事なんだ・・・!!」
きっとこれは言われて一番ツラくなる言葉だろうなぁ T_T。
謝るしかない小向さんの味方になってくれた桃子、ぐっときました!
そうですよね、子どもを守るために働いてるんです、どっちも大切で必要です!
桃子と先生がケンカを始めちゃったのには焦りましたが、小向さんが寝不足で倒れるまで頑張ってたことを知って、先生も少し考え直してくれてたらいいですね。
先生と看護婦さんたちの「いやこれは寝てるだけだ!」「寝てるだけですね」「寝てますね」には笑っちゃいました ≧▽≦
こういうコミカルな場面があると、別に悪い先生じゃないんだよなって思えます!
今回の話の登場人物に悪い人がいないっていうのが、また大きく考えさせられる理由でもあると感じました。
みんなのそれぞれの行動や考えが全く理解できないワケじゃないからこそ、ツラさも嬉しさも、よく伝わってくる気がします。
桃子と小向さんがまた笑い合えるようになってステキでしたし、小向さんの働くお店の人はいい人ですし、何よりも俊平くんの笑顔が最高に輝いてましたね ^_^。
桃子が引っ越しちゃって淋しくなる気持ちは大きいでしょうけど、この縁はずっと続いていきそう!
小向さんと俊平くんが、これからもっと笑顔で頑張れる毎日になっていくことを予感させるラストで感動する話でした。
次回はどんな話になるのかな?と楽しみです!