Cheese!(チーズ) 12月号 虹、甘えてよ。、4話 感想
※ネタバレ注意です※
これまで、どちらとも取れるような 微妙な表現だったように感じますが、虹がレイプされてしまったわけではなくて 少し安心してしまいました。
ダメですよね、この考え…。
たいしたことされた訳じゃない とか、そんな風には絶対に思わないけれど、あれほどのパニックを起こしてしまったということは・・・と最悪の事態を想像してしまっていたので、そうではなかったことに つい安心してしまったんです…。
だから岳が、虹を どうにか慰めたいと思って、「痴漢で済んで よかったな」という言葉を選んでしまったこと、正直 分からなくはないです。
だけど、「レイプされなくて よかったって意味!」なんて笑って言うとは、あまりに無神経すぎる!!!
虹が怒るのも、泣いてしまったのも、無理はありません…。
日和の言うとおり 100%岳が悪いですね、反省しているから まだ良いものの。
すぐに虹に電話して 優しく的確にフォローしてくれる日和は、本当に格好良い男だと思いました。
ただ、この時の日和の感情って、どういうものなんでしょうね?
もちろん 虹を心配したから連絡したはずですけど、「…日和って…、すげーな…」と ある意味さらに落ち込んでしまった岳を見下ろす日和の視線には、どういう感情が隠されてるのか よく分からない…。
「岳、勝負しようぜ」と言ったのは、落ち込んでる岳を励ましてくれてるんだろうな、と すぐに思えましたが。
しかし、岳が こんなに不良に絡まれやすいとは予想外すぎる!!!最初は 普通の子、むしろ真面目タイプかと思ってましたから。
売られた喧嘩を買うこともしなかったですし、逃げる岳が めちゃくちゃ格好良かったですね *^_^*
まぁ買ったこともあるみたいだけど…、中学時代は有名な不良だったとは 本当に意外…。
まだ傷が残る体で、笑顔の練習をしてから家を出て、登校する前に「…頑張れ、わたし」と呟く虹の姿は すごく悲しくなりますね…。
日和の許可を取って 虹を迎えに来た岳が、満員電車に乗らなくてもいいようにと自転車で送ってくれたことは、本当に助かったと思いますし、無神経なことを言った お詫びをしたいという岳の気持ちも、虹は ちゃんと受け取ってくれたと思います。
岳じゃなかったら、ああやって密着することは きっとできなかったのではないでしょうか?
今回の最後、虹が“あの夜”に どれほど酷い目に遭ったかが 少しだけ描かれていて、改めて虹の心の傷の深さが分かった気がします。
顔の見えない男に羽交い締めにされたり 殴られたり 目隠しをされたり…、本当に怖かったでしょうね…。
虹は 相手の顔が見えなかったこともあって、犯人は捕まっていない状況なのですね!?!
まさか、虹の学校の先生が犯人??いや もう、そうとしか思えない描写でしたから 間違いないけれど、教師が教え子に そんなことするなんて信じられません…。
とすると、もしかしたら この桐生先生という男は、最初から 虹を狙っていたのかも…。
虹の近くに犯人がいるという 怖すぎる展開になってきましたね、次回が気になります!