もくじ
Sho-Comi ショウコミ 24号 チョコレート・ヴァンパイア、68話 感想
※ネタバレ注意です※
警備隊 特攻班チーム篝月は、監視指令室にいる 草薙先生に、教室棟の屋根にいる 操られた生徒3人の対処を 任されました。
すぐさま現場に向かい 操られた生徒3人を追う、千代・雪・雷火。
その際、さっきまで 監視司令室にいたはずの草薙先生が なぜか学生寮の方向へ走っていく姿を、千代は 見かけます。
不思議に思うものの、操られた生徒3人の追跡を やめるわけにはいきません。
一方、草薙先生に気づかなかった 雪は、別の事に 疑問を覚えていました。
「ねぇ千代… 変だと思わない? 今まではさ、ヴァンパイアを見たら 反射的に襲いかかってきて “篝月を殺す” とまで言い放った 生徒達が…、俺達から 逃げ回ってる、操ってる真犯人の狙いはなんだ…?」
千代たちの活躍により、操られた生徒3人は あっという間に 捕らえられます。
すると、その光景を見ていた 九十百隊長や他の隊員たちは、大盛り上がり。校舎内でも 操られた生徒2人を 拘束できたようです。
(…なんで 隊員がこんなに終結してるの?)
違和感を覚える 千代。そして 雪は、監視指令室に 連絡をしました。
「こちら チーム篝月、標的の生徒 3人を拘束した、ほかに あやしい動きはある?」
『こちら 監視指令室 特に異常は見られない、全隊員は これより警備隊詰め所へ…』
「あれ? あの先生は? さっきと声 ちがうけど」
『えぇと… それが突然 飛び出していかれて…』
「…了解」
通信を切ると、やや怪訝な顔をして「隊員に指令を出しておいて いなくなる…? どこへ行ったんだ?」と口にする 雪。
少し考えた後 千代は、さっき学生寮のほうに走って行く先生を見かけた、と報告します。
「寮? こっから正反対の方向じゃん」
「……… みんなで手分けして 捜してみようか」
警備隊みんなで 草薙先生を捜し、見つけた その時、草薙先生は 霖が拘束した男子生徒の血を 操っていて――――!?!
草薙先生が 一連の事件の真犯人…なのでしょうか!?! 決めつけるのは まだ早いでしょうか…??
しかし 少なくとも、草薙先生は 事件に関し、重要な情報を握っている事は 間違いないですよね。
一体 草薙先生の目的は 何なのか、次回が めちゃくちゃ気になります! 69話を 早く読みたくて仕方ありません! >_<
Sho-Comi ショウコミ 1号 チョコレート・ヴァンパイア、69話 感想
千代たち 警備隊は、怪しい動きをしていた 草薙先生に、そこを動くな 手を上げろ、と言って 銃を向けます。
草薙先生は一体 何をしていたのか、血を蒸発させていたのか? 分からなくて 混乱する 千代。
銃を構える警備隊員たちが たじろぐ中、雪は 武器を持たず、草薙先生に 一歩 近づき いかけました。
「ねぇ先生、あんた 血を操れるのか?」
「血を操れる? いや… 僕はそんな優れた能力 持ってないよ」
みんな 草薙先生の言葉を信じません。操ってるようにしか 見えなかった、血を抜き取って 蒸発させていた、証拠隠滅したのでは? と。
「まさか ヴァンパイアを操った事件の真犯人か…?」
すると 草薙先生は、少し困った顔をしながらも 慌てる様子はなく、「や――… この状況は確かに 疑われるよね」と 冷静と言うのです。
「僕はただ、監視カメラの隅に映った この生徒を きちんと拘束しようと思って…」
「本当に? それなら 拘束銃を持たずに 何してたの? 隊員達に 行き先を告げず 行動した理由も わからない、真実を言えよ、でないと警備隊は あんたを拘束することになる」
「…しれは できない 言えないし 言いたくない 決して譲れない 僕の信念に関わることだからね…、疑いは晴らせないけど、この件に関しては 黙秘させてもらうよ」
草薙先生は 警備隊の詰め所に連行する事になり、その後 容疑者として 警察に身柄を引き渡すしかありませんでした。
ヴァンパイアが操られる事件は ピタリと止んでいます――――