別冊花とゆめ 6月号 桜の花の紅茶王子、51話 感想
※ネタバレ注意です※
アッサムが希望した「男子会」ですね! サクラ・紅・ハルカ・健太、みんなに 元紅茶王子であることを伝えたアッサムに対して、健太以外は あまり驚いていたなかった事が意外でした。
特に ハルカは、アッサムが普通の人間ではない事を 最初から勘付いていて、警戒していて、その上で仲良くなったのだから 少し呆れた感じで「やっと吐いたか」っていう反応だったんだなぁ。
といっても、主人が自分だったと聞いては さすがに動じまくってましたけど ≧▽≦
サクラと紅は 正体の分からなかった喪失感の正体を知って、スッキリしている感じもあるけど、でも 親しい友の記憶を思い出せるわけではなくて、複雑なんだろうな…という気がします…。
そして サクラは、人間にならない という意志を更に強めていたし、アッサムとサクラは つくづく正反対の2人だと思いました。だからこそ、お互いの 良いところも悪いところも分かっているし、理解して 尊敬する気持ちもあるのではないでしょうか ^_^。
あと、アッサムが人魚姫の結末について どう感じているのか気になっていたので、知る事ができて良かったです。
最初は 信じていなかった健太だけど、信じた後も「幼児期に会ってた相手のことなんて フツーに覚えてねーわ!」なんて、アッサムが元紅茶王子だからって 何が変わるわけでもない、という反応でしたね。アッサム すごく嬉しかったでしょうね!
たとえアッサムの選んだ道は 浅はかだったとしても、健太が そういう反応を見せた事や、自分を呼び出そうとしていた事を アッサムが嬉しく思っているのは、純粋に あぁ良かったなぁ、と感じました。
朝桐家のお墓の前で ボスとサクラが“親子”になってからは、怒濤の展開ですね…!!!
染子は第三子が生まれていたし、ハルカは 美雪ちゃんと結婚していたし、あと熊笹くんが 高校時代の野望を着実に実現させているとは、嬉しい情報!*^▽^*
大学生になっていた吉乃は、すっかり大人っぽくなって モテているけど、サクラがついているから 言い寄られる事はなさそう?
サクラ、あの事故の傷 残っちゃったのか…。まぁ むしろ好都合なのかもしれませんけど。
スーツ姿のサクラも すっかり朝桐家の一員ですね。
ふたつめの願い事を、行方が分からなくなっていた お父さんの所在を突き止める事に使った薫は、“ささやか”以上の喜びを手にしていて 嬉しそう! すっごく大変そうだけど! ≧▽≦
それから、大きくなった杏梨ちゃんが ジョルジを呼び出していたり、健太が アールグレイを呼び出したり、賑やかさと 感動が詰まっていた、最終回目前の今回。
最後に登場していた 吉乃の子供、父親は 誰なのでしょう…??
サクラ……ではないですよね、ちょっと健太に似ている気がしました。
いよいよ最終回の次号では、吉乃が サクラに「もういい」と伝える瞬間が描かれるのかなぁ…。
どんな結末になるのか、ものすごく気になります。